過去ログ - 恒一「『ある年』の3年3組の追憶」
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75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:03:54.44 ID:4DOG5YTr0

「だめだ、もう・・・」

「まさか、刺されたの?」

以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:05:37.07 ID:4DOG5YTr0

◆No.14  Takako Sugiura

対策係として、毎日災厄の恐怖と戦い続ける中、
せめて一日だけでも日頃の辛さを忘れ、遊びに行った海水浴。
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:06:11.84 ID:4DOG5YTr0

私が泉美と出会ったのは幼稚園の時である。
泉美はその頃から、みんなの中でいつも中心にいた。
家が近所だったため、小学校で一度は別々になっても、
学校の外ではいつも一緒だったし、
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:06:46.69 ID:4DOG5YTr0

私が自分は影にいて、人を立てる性格になったのは、
泉美と出会うもっと前、もしかしたら、物心着いた頃からだったかもしれない。

私には少し年の離れた姉が一人いる。
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:07:22.31 ID:4DOG5YTr0

それは先月末、海水浴の数日前のこと。
私と泉美は資料を探すために、第二図書室を訪れていた。
その最中、泉美は一冊の古いアルバムを棚から出した。
ただでさえカビ臭いのに、より一層つんとした臭いを放ちながら、
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:08:05.70 ID:4DOG5YTr0

そして合宿当日、泉美はかねてから不審を抱いていた見崎鳴を糾弾した。
見崎の協調性のなさには私も苛立っていたため、
泉美の意見には激しく同意である。小椋も同様に頷いた。
その小椋から、榊原と勅使河原が望月と一緒に、災厄を止める手がかりを
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:08:33.56 ID:4DOG5YTr0

「つっっっ・・・!」

髪の毛の根元辺りから、何かべっとりとしたものが流れ出てくる。
それを拭った私の手は赤く汚れていた。
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:09:13.88 ID:4DOG5YTr0

「多佳子!大丈夫なの?」

満身創痍の私を見て、泉美が駆け寄る。泉美はどこも怪我していない。

以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:09:42.54 ID:4DOG5YTr0

◆No.17  Yukito Tsujii

「まさか、君も・・・!」

以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:11:05.45 ID:4DOG5YTr0

翌日から、柿沼さんは学校を欠席したため、
遂に会話ができないまま、夏休みに入ってしまった。
僕は相変わらず第一図書室に通っているが、読書をしても少しも面白くない。
やっぱり、彼女と一緒に、お互いの好きな本について
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/06(月) 22:11:58.55 ID:4DOG5YTr0

そんな中で突然、
『ピンポンパンポーン』と今の心境に不釣り合いなチャイムが聞こえた。

「対策係から、3組の皆さんに大事なお知らせです
以下略



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