106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 22:52:13.94 ID:HyuFfHdDO
果たしてそれは、絵になるのか。
どれ程可憐に見えるだろうか。
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 22:55:13.91 ID:HyuFfHdDO
まどか「マミさん!危ない!!」
マミ「!?」
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 23:15:33.61 ID:HyuFfHdDO
クロ「クソっ、夜目だとかどうとかの問題じゃねーぞこりゃ。」
悪態をつく、まだ口がきけるだけマシだと考える。
だが、彼もただの悪運の強さだけでここまで生きている訳ではない。
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 23:34:05.30 ID:HyuFfHdDO
子猫には、何がおきているのかは分からなかった。
多少なりと見えるボンヤリとした影がクロのものだとしても、その彼に大分長い距離に投げられたため、遠目では分かり辛かった。
たが、激しく何かがぶつかる音や、その度に痛みに耐えるようなくぐもった声が子猫の身を縮こまらせる。
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 23:47:20.00 ID:HyuFfHdDO
闇を、炎が切り裂き。
全てを、暴き出した。
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[sage]
2012/09/01(土) 01:37:51.44 ID:od1LbHMPo
クロちゃんはやっぱかっけえな
112:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/09/01(土) 10:51:17.83 ID:AzvhteLN0
なにこれ
超かっけえ
113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga sage]
2012/09/01(土) 10:52:06.48 ID:AzvhteLN0
すまんsage忘れた
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/01(土) 15:04:28.92 ID:IGh4RoTDO
異形の消滅と共に、世界は元の光景を取り戻し、クロは住宅街の道路に、剣を握りしめたまま立ち尽くしているだけだった。
戦いの傷痕も、勝利の痕跡も残さず、ただ傷付いた身体で重力から抗い続ける。
115:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/01(土) 15:12:48.40 ID:IGh4RoTDO
「ニャア?」
「ミー!」
116:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/01(土) 23:30:41.45 ID:IGh4RoTDO
クロ「ふぅー。」
二匹の姿が完全に見えなくなるのを待っていたかのように足が崩れ落ちた。
コンクリート塀に身体をもたれさせるとズルズルと滑るようにへたりこんだ。
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