94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/27(月) 23:52:42.96 ID:vq70zBPDO
どういうことかは、分からない。
どうすれば、あのナヨナヨした男から、アイツを連想することになったのか。
もう一度、この違和感を確かめたい思いもあるが、なんとなく顔を合わせ辛い。猫の自分が、人間相手にこんな気を回すのもおかしな話だった。
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/28(火) 00:22:56.75 ID:hRAG+XoDO
ぶっきらぼうながら質問を重ねる度に緊張が和らいだのか、目の前の子猫は饒舌になっていった。
曰く、自分は母親からここに行くように隣街からやってきた。
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/08/28(火) 00:37:55.89 ID:Oc4BbHVR0
猫の言葉がわかる人間で治療まで行っている人間…
まさか「かずみ☆マギカ」の里美か?
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/28(火) 21:10:46.94 ID:hRAG+XoDO
二回目にもなれば慣れたものであり、更に言えばこの現象に関しては自身では抵抗のすべはないことも知っている。
目の前で、暗い世界が構築されていく様を見ながら、半ばクロは見物するような面持ちで結界の中へ引きずりこまれていった。
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/28(火) 21:41:16.50 ID:hRAG+XoDO
「ミー?」
黙ってしまったことで、不安を煽ってしまったのか、子猫は恐る恐るというように話しかけてくる。
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/28(火) 22:53:19.17 ID:hRAG+XoDO
さやかは、利発で活発で、例え何もできなくてもバットを持って戦おうとするくらいに勇気がある。
そして、自分達に気を回しながら、度々現れる使い魔に向けて銃を放ち、怯える自分に励ましの言葉をくれる頼りになるマミ。
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/28(火) 23:28:45.53 ID:hRAG+XoDO
そこにいたものは、今まで見た全てのものの中で醜悪で、悪辣で、奇怪な姿をしていた。
薄暗い色調の肉塊に、蝶の羽が生えていた。
そして、その頭には、大量の薔薇が茂みを作っている。
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/08/31(金) 01:54:10.60 ID:TyAofJB30
続きまだかなぁ?
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 12:01:56.75 ID:J9jJL1PV0
もしかして、作者って昔にじファンでリリカルなのはStrikerSとクロちゃんのクロスオーバー作品を書いてた人? ゲームセンターのやり取りが似てたけど… あの作品の続きも気になるけど、今はこの作品を頑張って!応援してます!!!
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 21:25:37.34 ID:HyuFfHdDO
マミ「早く隠れて!!」
気合い一線で放たれたマミの叫びに反応したのはさやかであった。
恐怖と驚愕によるショックから抜け出せず立ち尽くしてしまったまどかの手を掻き毟る勢いで引っ掴むと全力疾走、調度人間二人分程が隠れる事ができそうな大きなレンガの塊の後ろにまどかと自分を押し込んだ。
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/31(金) 22:01:25.05 ID:HyuFfHdDO
ようやくゴールらしきものに辿り着いたのか、それともまた新たな面倒ごとへの入り口か、彼は考え事を一時中断することにした。
とにかく今は、進む。
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