過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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87:投下[sage]
2012/11/17(土) 10:28:14.28 ID:vmIMZt9+0


「それで、お前、仕事のほうはどうだったんだよ。当然上手くいったんだよな?」

 いつの間にか兄妹喧嘩は終わっていたらしい。
以下略



88:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:29:46.56 ID:vmIMZt9+0


「それでお兄ちゃんはどうしてここに来たの? ……くだらない理由だったらしばき倒すわよ」

「それはちょっと理不尽じゃないか?」
以下略



89:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:30:33.98 ID:vmIMZt9+0

「ああ、友達と約束してたのに……」

 彼女は彼女で何やら切羽詰っているようだった。

以下略



90:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:31:24.69 ID:vmIMZt9+0

千早「あの……大丈夫ですか?」

 彼女が去ってからも、男性は落ち込んだままだった。

以下略



91:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:31:59.35 ID:vmIMZt9+0

「そっか、それは迂闊だったなあ。……まあ、仕方ないか予想外だったし。
 如月さんの言うとおり、俺がここに来たのは理由があるし、
あいつをここから引き離したのもそれを聞かれるわけにはいかなかったからだ。
 で、勿体つける時間もないから早速言わせてもらうと、この近くにあるんだよ」
以下略



92:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:32:38.18 ID:vmIMZt9+0


「うーん、後者は当たりで、前者はずれ。
 当たりの後者は言ったとおり、あいつに知れられると来年以降、
せっかくの秘密のスポットがガキどもに占領されるから。というのが一つ。
以下略



93:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:33:40.96 ID:vmIMZt9+0

千早「……知り合いなんですか? 彼と……?」

 ここが彼の故郷だということはすでに知ったことだ。
 年齢的にも同じぐらいだからありえないということはないだろう。
以下略



94:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:34:51.94 ID:vmIMZt9+0

「たしかにそうだね。ここに物的証拠はないし、あいつ自身に関する情報をいくらか提供したところで、
俺と如月さんのあいつの共有情報なんて少なすぎるし、決定力に欠ける。
 だから、今如月さんとあいつが抱えている問題を当てれば納得してくれるかな?」

以下略



95:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:35:23.53 ID:vmIMZt9+0

千早「ど、どうしてそれを……?」

 この情報は765プロの人間しか知らないはずだし、事務所内でこの情報を不用意に漏らすような人はいない。
 それにもしなんらかの事故で漏れたとしたらマスコミが逃さないはずがなく、
以下略



96:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:35:52.58 ID:vmIMZt9+0


千早「ほ、本当ですか……?」

 内心、すでにホッとしていたけれど、形として聞き返す。
以下略



97:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:36:31.95 ID:vmIMZt9+0


「……はあ、まったく不器用な人だね。あいつも、如月さんも……」

千早「……どういう意味ですか?」
以下略



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