過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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218: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:31:41.03 ID:/Osn8/+m0
魔王『パパ上……今までで一番のお説教であるぞ……』

父『余の後を継ぎィ、貴様はァ我ら魔族の先へ続く道を照らす光となるべきなのだ』

父『否、訂正するゥ。貴様は世界を導けェー……』
以下略



219: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:32:39.10 ID:/Osn8/+m0
魔王父が動き出すより前に、魔王は魔王父の腰へ跳びついて地面へ押し倒した。
膝で父の両腕を踏み拘束すると、馬乗りになって無我夢中にその顔を殴り続ける!

しかし、魔王父も負けじと魔王の背へ強力な蹴りを連続で放つ!

以下略



220: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:36:20.01 ID:/Osn8/+m0
魔王『……魔法が使えたである』

魔王『余が! 魔法を! やっと!』

父『んー今の感覚を大切にするのだァ』
以下略



221: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:37:04.37 ID:/Osn8/+m0
仲間たちと魔王を遮っていた魔法壁がパッと消えた!
地獄の灼熱リングはなくなり、元の砂漠へ。

戦士「……」

以下略



222: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:37:44.82 ID:/Osn8/+m0
エルフ「待って、今はここで争っている場合じゃない」

戦士「敵の大将をここで野放しにしておけってか! 冗談じゃない!」

戦士「も、もううんざりだぜ…勘弁してくれよ…」
以下略



223: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:38:32.43 ID:/Osn8/+m0
僧侶「あなたのせいで私たち人間は大きな被害を出しているんです」

僧侶「あなたが、魔王が世界を制服しようとしなければ」

魔王『……そういう。何でも魔王のせいにされるのが嫌だから勇者になったのだよ!』
以下略



224: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:39:19.87 ID:/Osn8/+m0
魔女「埒あきませんわねぇ〜。いっその事魔王放置でいい気も」

戦士「いや、それは展開的にマズい」

戦士「でも俺は正直あんたの事好きっス。嫌いになれない」
以下略



225: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:40:18.60 ID:/Osn8/+m0
戦士「全く、あんたみたいな魔王がどうして勇者なんかに!」

魔王『変わった勇者が一人居っても良いだろう。面白いのだ』

女勇者「そのおかげで私たち今めちゃくちゃ悩んでるよっ」
以下略



226: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:40:50.19 ID:/Osn8/+m0
魔王『ふん、どうしても余の協力が必要なら全員で余へ土下座せよ!』

「は?」

魔王『余は魔王魔王と貴様ら全員に集られいじめられたのだ。謝れクソども』
以下略



227: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:41:29.34 ID:/Osn8/+m0
戦士「な、泣いてるーッ!!」

女勇者「泣かしちゃったよ私たち。あの勇者さんを」

魔女「こわい…すごくこわいですわ…」
以下略



228: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/10/13(土) 06:42:32.43 ID:/Osn8/+m0
魔王『勝手に終わらすなやー! ボケー!』

僧侶「戦いはまだまだ続く、ですからね。始まったばかりみたいなものです!」

戦士「さて、始めるにはまずこの異空間から出なきゃなんだが」
以下略



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