過去ログ - まどか「杏子ちゃん、それはちょっと食べすぎじゃない……?」
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69: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/25(木) 23:24:01.48 ID:Oag8Fy6uo
「だけど、君がそれを願って魔法少女になるのなら……」

 インキュベーターがその残酷な言葉を言い終える前に、私は時を停めてゴルフクラブを盾から取り出してきゅうベエを叩き潰した後に、再び時を動かした。

「ひっ……」
以下略



70: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/25(木) 23:30:34.31 ID:Oag8Fy6uo
「まあ……。あたしだって昔は人の為に願いを叶えたんだ。……そのせいで、散々な目にあってしまったけどね。
でもそのおかげで、ある女の子の命が救えたんだから別にいいけどな……」

 佐倉杏子がそう言うと、まどかはとても恥ずかしそうに顔を赤くして俯いてしまった。

以下略



71: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/25(木) 23:34:03.68 ID:Oag8Fy6uo
「あんたには逆らわない方が懸命だね……。なにされるか分かったもんじゃないからな……」

 佐倉杏子は、割と本気で私の事を恐れていた。

「私の性格を理解しているのなら賢明な判断ね。まあ、まどかの事をいじめたりするやつだけは、この私が許さないって事だけは肝に命じておきなさい」
以下略



72: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/25(木) 23:35:23.56 ID:zXkTiMXco
短いけれど、まだ続くっ!


73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東)[sage]
2012/10/26(金) 00:47:49.75 ID:zx974CJAO



74: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/27(土) 11:19:45.43 ID:0Sy3kmroo
ワルプルギスの夜を倒し終えた後の続きを投下!


75: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/27(土) 11:25:25.84 ID:0Sy3kmroo
 私が、佐倉杏子や巴マミや美樹さやかと一緒になってワルプルギスの夜を撃墜した日から数ヶ月後、
佐倉杏子と沢山の風車の見える河川敷で座って話し込んでいた。

「杏子……。そう言えばあなたに聞きたい事があるのだけど」

以下略



76: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/27(土) 11:30:13.54 ID:Eg9ymG1Go
「……杏子。少し疑問に思うのだけれど、あなたの言うようにその魔女が時を停められるのなら、
どうしてその魔女はあなたの事を殺してしまわなかったのかしら」

 私がその事を話すと、佐倉杏子も疑問を浮かべてしまう。

以下略



77: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/27(土) 11:34:39.96 ID:Eg9ymG1Go
「あははははっ! ああ……。まったく持って平和だねえ」

 そう言って佐倉杏子は大の字のまま、青空を眺めていた。

「そうね!」
以下略



78: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/27(土) 11:38:54.84 ID:Eg9ymG1Go
「……あの時何故かほむらちゃんは夢で片付けようとしていたけれど」

 その話をしている時、まどかの目は据わっていたので私は見ていられなくなり、彼女から目を逸らしてしまった。

「……ははーん? なんだい。あんたもまどかの命の恩人なんじゃないのさ!」
以下略



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