過去ログ - 見習い魔法使いのいつもと違う一日
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/07(水) 22:13:37.81 ID:go5bAEUEo

「魔女のくせに竜が怖いのか?」
「うーん。っていうか、怒らせると面倒っていうか」
「んん?」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/07(水) 22:14:30.44 ID:go5bAEUEo

「えー……?」
 リリーは顔をしかめてルークを見やった。
「だって町に行くんだろ? 楽しそうじゃんか」
 その顔はなにやらわくわくと輝いている。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/07(水) 22:15:26.21 ID:go5bAEUEo
つづく


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/07(水) 22:31:30.47 ID:xri6cQ2t0



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/08(木) 21:05:28.11 ID:5Z7LdFTAo

 村を抜けて日が真上にくるくらいずっと歩いて歩き続けて。
 道の向こうに町の影が見えた。
 隣でずっとしゃべくっていたルークがだはぁとだらしない声を上げる。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/08(木) 21:06:06.50 ID:5Z7LdFTAo

 町の門をくぐってまず目に入るのは、視界いっぱいに開けた広場と正面にそびえる高い時計塔だ。
「でっ――かいよなあ」
 少年がそれを見上げて間抜け面を晒している。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/08(木) 21:06:33.25 ID:5Z7LdFTAo

 月王草を求めてあちらこちら。
 広場に開いた青空市から裏路地の怪しいお店まで。
 色々回ったけれど、返ってくる答えは大体同じ。
「月王草? そんなの置いてないよ」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/08(木) 21:07:02.51 ID:5Z7LdFTAo

 そんなリリーの様子を見かねてか、ルークは明るい声を上げた。
 でもまあだいぶ無理して出してる感はある。
「まあまだ諦めるには早いぜ。大きい町だからな、回ってない店がいくらでもあんだろ」
「うん……」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/08(木) 21:07:28.98 ID:5Z7LdFTAo

「……死者の蘇生、とか」
「ん?」
 ひたすら駄アイディアを吐き出していた少年がリリーの言葉に口を止める。

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/08(木) 21:08:00.55 ID:5Z7LdFTAo

「そんなのがあるならわざわざ月王草なんてけったいなもん探さなくてもいいじゃんか」
「でもその本がどこにあるのか分からないし、師匠は絶対使っちゃだめだって言ってたし」
 それに、と思い出す。その魔法はとても危険なものらしいのだ。
 死んしまった者を死の国から取り返すには、それと同じくらい大事なものを渡さなくてはならないと聞いた。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/08(木) 21:08:45.89 ID:5Z7LdFTAo
つづく

明日か明後日には終わらせます


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