過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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2012/12/30(日) 02:30:03.93 ID:HFBgTy1I0
男「さて、それじゃあ行くよ女魔法使い」
一瞬だけ女魔法使いを見て、男は魔法を描き出す。
女魔法使い「はい、先生!」
以下略
946
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2012/12/30(日) 02:32:03.10 ID:HFBgTy1I0
今日はここまでで。明日は続きが書ければ書きます。
947
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2012/12/30(日) 09:38:14.40 ID:g7wP3y2Ko
支援
胸アツ乙
948
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2012/12/30(日) 12:27:56.19 ID:VoHXQ2tfo
乙でした
949
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2012/12/30(日) 22:18:09.73 ID:HFBgTy1I0
>>947
、948
ありがとうございます。
では、今から続きを書いていきます。書ききれるのならば今日で戦争編終わります。終わらなければよっぽど明日で終わります。
950
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2012/12/30(日) 23:12:53.08 ID:HFBgTy1I0
エルフ隊長「……はっ。この程度で我らを討ち取ろうとは。甘く見るのも大概にしろ、人間が!」
怒声と共に彼の傍に控えていたエルフが飛び出し、魔法を発動させる。一切を灰塵にするはずだった火球は地面に接する直前に停滞した。
男「なっ!」
以下略
951
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2012/12/31(月) 17:56:31.12 ID:EQvKQYAS0
エルフ隊長「ふん、威勢だけは一人前だな。だが、それだけではこの状況をどうにもできないということがわかっていないようだな。
お前の仲間の一人は倒れ、一人は力尽き、一人は我ら同胞の相手で手一杯。それもいつまでもつかわからない。万策尽きた今、お前の為すことはひとつだけ。このまま無様に我らに命乞いをし、その果てに死ぬことだ」
その様子を彼の周りで見ていたエルフたちは歓喜に満ちあふれた。憎き人間が彼らエルフに敗北しその頭をひれ伏す光景を想像して興奮しているのだろう。
だが、未だ視線の定まらない瞳で騎士はエルフ隊長をジロリと睨みつけ、反抗の意思を顕にした。
以下略
952
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2012/12/31(月) 17:57:39.45 ID:EQvKQYAS0
エルフ隊長「ガハッ!」
そして、気づけば絶対に埋められなかったはずの絶望的な距離を彼は埋め、女魔法使いを突き殺そうとしていたエルフ隊長を遠くへと吹き飛ばしていた。
誰もが少女の死を想像していただけに、この光景に驚きを隠せずにいた。
以下略
953
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2012/12/31(月) 17:59:13.70 ID:EQvKQYAS0
エルフ兵「ひ、ひぃっ!」
その悲鳴を上げたのがきっかけかわからないが、この場にいる誰もが柱の正体を理解する。あれは、この場から溢れ出た皆の血を集めて作られたものなのだと。
見たことも聞いたこともない全く新種の魔法を前に、エルフたちの恐怖心はこの瞬間一気に頂点に達した。
どのように生み出したのか、一体どのような効果があるのかもわからないそれ。理解しがたいものを前にした者たちの取る行動は単純で、戦うという選択よりも逃亡≠キることが今の彼らの中では最優先になっていた。
以下略
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2012/12/31(月) 19:43:18.75 ID:EQvKQYAS0
男「なっ!」
その光景に驚き、咄嗟に魔法を解除しようとするが自分で作り出した魔法の構成が男にはわからなかった。ほとんど反射的に発動し、怒りに任せて動いていたそれは、彼にとってイレギュラーなものであり、解除するための法則が今の彼に浮かばなかったのだ。
男「なんで……。くそっ! 考えろ、どうすれば、どうすればいい……」
以下略
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