過去ログ - 詢子「夢の中で何かあったような」
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/02(土) 12:42:35.60 ID:fVlzemOt0
詢子「やっぱりこういうものは年頃の女の子が友達と遊んだり恋したり、そういう時間を飾って欲しいんだ」
ほむら「…」
詢子「もし良かったらあの子をそう言う時間に一緒に連れて行ってやってよ。あいつそういうの絶対喜ぶからさ」
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2013/02/02(土) 12:43:44.23 ID:fVlzemOt0
ほむら「それは…はい」
詢子「それじゃ決まり。もし何か都合が悪くなったら早めに連絡して。はいこれ連絡先」
ほむら「え、あ…あの」
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2013/02/02(土) 12:46:35.88 ID:fVlzemOt0
詢子「さっきあの子が喜ぶことがしたいって言ってたよね」
ほむら「はい」
詢子「私もおんなじ。それであいつが喜びそうなこといくつか考えたんだ」
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2013/02/02(土) 12:47:57.87 ID:fVlzemOt0
詢子「だから友達とお菓子作りで交流を深めて、手作りのお菓子で友達の家族と交流を深めるなんてどうかなって」
詢子「まぁ、おばさんのお節介なんだけど、あいつの心配は少しくらい晴らしてやりたいしね」
詢子「あいつが喜ぶことしたいって言ってくれたけどさ、あなたがちゃんと笑っていられたらそれだけでも十分なんだよ。それは憶えててね」
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2013/02/02(土) 12:49:20.66 ID:fVlzemOt0
ほむら「すみませんでした」
詢子「良いよ。子供に頼られるってけっこう嬉しいもんだからね」
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2013/02/02(土) 12:51:05.37 ID:fVlzemOt0
詢子「じゃあ」
ほむら「はい」
そしてほむらちゃんは胸元のまどかの人形に話しかける。
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2013/02/02(土) 12:53:04.01 ID:fVlzemOt0
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そこは街一番になるだろう建築中の高層ビルの一角。少女はクレーンの端から街を見下ろしていた。
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/02(土) 12:54:04.39 ID:fVlzemOt0
もうあの子はどこにもいない。でもあの子は最初からいなかった訳じゃない。
私達はあの子と辛くてもかけがえのない時間を過ごしてきた。
あの二人なら私が話せばならば思い出してくれるかもしれない。
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2013/02/02(土) 12:56:42.92 ID:fVlzemOt0
「やあ。なかなか見晴らしの良い場所だね」
少女の眉間に深いしわが刻まれる。
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2013/02/02(土) 12:59:32.64 ID:fVlzemOt0
「いや、話したくないなら話さなくて良いよ。僕は君たちのサポートをするための存在だからね」
「ストレスになる様ならお互いのためにそんなことはするべきじゃないよ」
くっ!!
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