過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
1- 20
524: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:34:25.44 ID:rJgssbXg0
雄叫びを上げる二体の魔女に挟まれながらも、まどかはただ泣きじゃくった。
その胸には事切れたほむらを抱きしめながら。魔女となりたましいの形を
失ったほむらは、もう笑うことはない。
だが、彼女はそれで終わらなかった。

以下略



525: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:35:42.39 ID:rJgssbXg0
まどかたちが見守る中、友人たちの影となれの果てを喰らい尽くすと
弓(らしきもの)を生み出した。それを天に向かい引き絞ると、黒い矢が生じる。
放たれた矢は解けて誘導されるように自由に飛翔する。その先にあるのは
魔女の結界。魔女の結界をこじ開け真っ直ぐに魔女そのものを貫く。

以下略



526: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:38:08.41 ID:rJgssbXg0
ひとしきり吸収して満足したのか、恩寵の魔女は上昇を始める。
目的はワルプルギスの夜。あれすら飲み込もうというのだろう。それが世界を
落ち着かせる方法と信じて。

「ほむらちゃん! まって! 行かないで! お願い!」
以下略



527: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:38:58.27 ID:rJgssbXg0
夜を飲み下した恩寵の魔女はさらに巨大な魔女となって浮遊する。世界中に
散らばっている魔女をすべて『救済』するために。
そう、それはかつてほむらが何度も見、まどかも知っているまどかの魔女の
姿に似ていた。

以下略



528: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:39:42.46 ID:rJgssbXg0
音もなく動き出すほむらの魔女は、何かを捜し求めているかのように彷徨う。
その巨体にラストバタリオンは攻撃を仕掛けた。戦場に突然現れた魔女に
銃撃する。それに対する行動なのか、魔女は自分に良く似た使い魔を放ち
反撃する。
それが戦場を一変させた。見滝原を流離うほむらの魔女からあふれる使い魔は
以下略



529: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:40:48.98 ID:rJgssbXg0
そこに、もう一体のキュゥべえが現れる。外見は違うところが見当たらない。
唯一違う点は、真っ赤な目が青々としているところだろう。ほむらやマミがみれば
気づいたかもしれないが、それはあの蝶と同じ色だ。

『ふん。今更実体化したのか』
以下略



530: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:41:34.92 ID:rJgssbXg0
茫然自失となるまどか、仁美。そして無力感にさいなまれるうらら。
特に、ほむらに会いたい一心で理を離れた自分への自責の念は大きかった。

「そんな、そんなのって……」

以下略



531: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:42:46.61 ID:rJgssbXg0
まどかは知っていた。数ある宇宙を垣間見る力のある彼女は、見ていた。
だが、あるときからそれが見えなくなった。今まで見えていたものが見えなくなる恐怖。
それに恐慌をきたした彼女を救うため、さやかはほむらをまどかに会わせようとした。
杏子はさやかに会いたい一心でジョーカー様を行った。
だがそれは友達を守ることを心に決めたマミにより失敗した。
以下略



532: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:43:48.81 ID:rJgssbXg0





以下略



533: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/09/13(金) 21:45:24.33 ID:rJgssbXg0
「リボン、どっちかなぁ」

「こっち」

「ええー! 派手すぎない?」
以下略



543Res/503.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice