過去ログ - ほむら「ジョーカー様呪い、という都市伝説」
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58: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 20:45:04.72 ID:REMLGFyO0

凄まじいまでの突進。真っ直ぐにほむらの胸を狙う一撃だ。全くの
予想外の攻撃だったが、かろうじて回避した。杏子の変身と殺意の
目を見て、わずかに警戒していたことが幸運だった。
盛大に舌打ちするが、刺突は止まらない。ほむらに変身する間を
以下略



59: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 20:57:29.04 ID:REMLGFyO0

それが【ジョーカー様】だと気付いた時にはほむらの肩に激痛が走った。
怪人が持つ細身の剣に、ほむらの血が滴る。

(二刀!)
以下略



60: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:04:40.01 ID:REMLGFyO0

その攻防に気付いたのはQBだ。噂の聞き込みを行って別行動だった。
マミから注意のため、帰りの遅いほむらと合流するため部屋を
出て移動していた。

以下略



61: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:07:38.37 ID:REMLGFyO0

ほむらは劣勢だった。だが大きな怪我はない。まさに紙一重で
躱していた。衣装や肌に切り傷はできるものの、肉や骨に届くほどでは
ない。
ほむらは矢をつがえる余裕すらない。怪人の斬撃、杏子の突撃が
以下略



62: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:09:37.68 ID:REMLGFyO0

その正確無比な射撃は、怪人の右腕を狙撃する。腰だめに構えた
銃を掴むと走り出す。撃たれた怪人は右腕を抑えほむらから離れる。
暗夜に銃は当たらないたとえだが、それをほむらに当てることなく
命中させるマミの腕が凄まじすぎた。
以下略



63: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:12:07.27 ID:REMLGFyO0

完全に拘束させる必要はない。多少足止めをしたり、体勢を崩すくらい
で充分と割り切った使い方だ。弓や銃を撃つ距離を取れればいい。
どうせ二人とも武器は刃物だ。すぐに拘束を切断してしまう。

以下略



64: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:14:09.81 ID:REMLGFyO0

”マミ、彼女の自宅は知られている”

”私と同じことを考えているのね”

以下略



65: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:15:59.24 ID:REMLGFyO0

腕を取られ引きずられるように連れてこられたマミの部屋。
さすがに一度着替えを取りに部屋に戻ったほむらだが、マミはわざわざ
ついてきた。逃げるところを心配しているらしい。

以下略



66: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:17:33.89 ID:REMLGFyO0

作り置きの夕食を温め直し、テーブルに並べる。
二人分。ほむらは一瞬遠慮しそうになったが、マミの顔を立てて
食べることにした。

以下略



67: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:18:39.76 ID:REMLGFyO0

食事が終わり、食器を片づけるマミを手伝うほむら。無邪気に笑う
かつての先輩。見捨て、見殺しにして、ある時は自らの手で殺めた。
にもかかわらず、マミはほむらを見て微笑を浮かべる。
マミやさやか、杏子は覚えていない、にもかかわらず締め付けられる。
以下略



68: ◆sIpUwZaNZQ[saga]
2013/02/19(火) 21:19:41.99 ID:REMLGFyO0

襲撃を警戒し、交互にお風呂に入る。無理に入ることもないかも
しれない。だが体を温めて休めることは大事なことだ。特にほむらは
心身、そして魂も衰弱している。ゆっくり休むことは大事だと、マミは
判断した。
以下略



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