過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)2
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948: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:04:58.60 ID:GBwv0gZd0

確かに、自分達には保護するためとはいえ、大人4人がかりで咲夜を追い回した前科がある。


黒い服を着て銃器を携えた屈強な男女が全速力で背後から迫ってくるのだ。
以下略



949: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:06:19.87 ID:GBwv0gZd0

確かに美鈴の指摘の通り、黄泉川の話と咲夜の話には関係が無い。
何故なら、黄泉川の話は『子供の教育には躾による恐怖も必要である』というものだが、
今回の場合、教育のために恐怖を咲夜に植えつけたというわけではないからだ。

以下略



950: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:08:20.19 ID:GBwv0gZd0

澄ました顔で言葉を受け流す美鈴に、黄泉川は短く溜め息をついた。


美鈴が子供を正面から叱るような性格ではないことは重々承知している。
以下略



951: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:11:01.49 ID:GBwv0gZd0

コンコン



以下略



952: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:14:37.83 ID:GBwv0gZd0

不死の薬「貴方達が、冥土帰しの言っていたお客さんね?」

美鈴「咲夜ちゃんの担当をしている方ですか?」

以下略



953: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:15:29.50 ID:GBwv0gZd0

不死の薬「なるほど。 自分達が救助した子供をお見舞いするために来たのね?」

美鈴「えぇ、今までいろいろ忙しくて来られなかったんですけど、漸く都合がついたんですよ」

以下略



954: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:16:59.28 ID:GBwv0gZd0

組織から伝えられる情報は余分なものが省かれて整理されているため、読み取る際には理解しやすい。
しかしその『余分な情報』が、時には大きな価値のあるものに変貌することがある。


以下略



955: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:18:34.83 ID:GBwv0gZd0

ベッドの方を見ると、咲夜がこちらに顔を向けたまま固まっているのが見えた。
ショックのためか口を半開きになっており、目はこちらを見ているようでいて全く焦点が合っていない。


以下略



956: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:20:51.90 ID:GBwv0gZd0

咲夜から布団を引きはがそうとする不死の薬に、美鈴が事の事情を説明する。
その間も咲夜は毛布をかぶり、小動物のように丸くなって小刻みに震えていた。
それにしても、こちらに気づくまでに随分と長いこと時間がかかったように思える。
彼女には少々抜けている所があるようだ。
以下略



957: ◆A0cfz0tVgA[sage saga]
2013/12/23(月) 00:22:54.51 ID:GBwv0gZd0

不死の薬「ま、仕方なかったと言えばそれまでだし、あまり気に病むことでもないわね」

不死の薬「貴方達がその時彼女を見失っていたら、おそらくここまで元気になることはなかっただろうから」

以下略



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