過去ログ - モバP「天才発明家・池袋晶葉は揺らがない」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:34:59.45 ID:2VWMQUCT0

『俺は…アイドルのプロデューサーをしてるんだ』

「…君が、アイドルの、プロデューサー?何かの冗談…では、ないか」

以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:35:25.94 ID:2VWMQUCT0

「ふむ…なかなかに、おもしろそうだな」

「将来、私が発明家として名を馳せる事になれば…君と」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:35:54.15 ID:2VWMQUCT0

本当は答えたい。晶葉は将来こうなって、こんなアイドルになる。
ああいう研究開発をして、天才発明家なんて呼ばれて、それで、それで。

でも、それは、決してやってはいけない。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:36:29.92 ID:2VWMQUCT0

『…もし』

『…もし、だけど』

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:36:59.73 ID:2VWMQUCT0

「………」

「私を…救う?」

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:37:29.16 ID:2VWMQUCT0

「見たこともない形で、ロジックで…これが、未来では作られるのか」

『うん…それを、受け取って欲しい』

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:37:55.14 ID:2VWMQUCT0

「私を、利用すると?」

「その彼女とやらのために、私を」

以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:38:43.16 ID:2VWMQUCT0

…もう、俺の答えは決まっていた。

ゆっくりと、ゆっくりと、心を冷やして。
心の善意を、悪意に変えて。全てを、塗り替える。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:39:14.87 ID:2VWMQUCT0

[ 池袋晶葉 side ]

彼が、私を利用した?
確かに彼は現代の技術とは思えない異常なものや知識を持っている。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:39:54.18 ID:2VWMQUCT0

それでも彼は答えない。彼の意思は揺らがない。
内に何を隠している?彼の表情は変わらない、無表情。

不気味だった。何が彼をそこまでさせるというのか。
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/03/22(金) 12:40:23.95 ID:2VWMQUCT0

わけもわからず飛び出した。行くあてなどあるはずもなかった。
今まで友達との遊び方もわからず、ずっとロボットを作っているだけだったのだから。
両親もずっと帰ってこない。会話と言えば、家政婦と二言三言交わすだけ。

以下略



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