過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:34:39.35 ID:33h1gMkd0
いや、正確には叩きつけた力がそっくりそのまま跳ね返ってきたのだ。
「無駄だ。俺の『反射』はベクトルのあるもの全てに作用する。
そしてベクトルのない攻撃手段なンてまず存在しねェと言っていい」
以下略
465
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◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:37:16.61 ID:33h1gMkd0
「ぐあァァァァァァッ!!」
能力で最低限の防御は行ったのだろう。
でなければ彼の華奢な体はとっくに砕けているはずだ。
今の一方通行は隙だらけ。追撃をかけることも容易だ。
以下略
466
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:40:58.00 ID:33h1gMkd0
「―――逆算、終わるぞ」
「ッ!!」
垣根帝督はよろよろと立ち上がった一方通行に向けて翼を叩きつけた。
以下略
467
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:43:24.15 ID:33h1gMkd0
一方通行が舞い戻ってくる。
その体にはあちこちに傷がつき、口からは血を吐き出しているがまだまだ致命傷には至らない。
「やってくれるじゃねェか、手羽先バサバサさせやがって。どォやって『反射』を潜り抜けやがった?」
以下略
468
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:46:26.42 ID:33h1gMkd0
「分かってねえな、白モヤシ。異物ってのはたった一つ混ざっただけで世界をガラリと変えちまうんだよ」
垣根は笑って、言った。
「これが『未元物質』。異物の混ざった空間。ここはテメェの知る場所じゃねえんだよ」
以下略
469
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:48:00.13 ID:33h1gMkd0
通りに面していたカフェやビルの窓ガラスが一斉に砕け散った。まるでハリケーンの中心地帯のような光景だった。
人の姿はもう見えない。全員この場を離れたのだろう。もともとあまり人のいる時間帯ではなかったのも大きい。
だが警備員がやってくる気配は一向になかった。
通報は間違いなく誰かがしたはずだ。ここまで暴れれば当然だ。
以下略
470
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:51:46.78 ID:33h1gMkd0
「―――三流だな」
「ッ、何だと……?」
「さっきのオマエの言葉で分かった。オマエじゃ俺には勝てねェよ。
以下略
471
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:54:00.30 ID:33h1gMkd0
(おかしい。一方通行ってのはこんなものか?
いや、違う。だが奴は現に今も消極的に動き回って―――……ッ!! チィ!!)
一方通行の言葉に激高し、見失ってしまっていた。
『未元物質』が解析されれば終わり、という事実を。
以下略
472
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/23(日) 23:58:35.97 ID:33h1gMkd0
「説得力に欠ける説教だな。妹達を虐殺してきたテメェが言えたことか?
テメェこそ笑わせんじゃねえよ、人殺し」
チッ、と舌打ちして一方通行は再度上空へ舞い上がる。
そんな一方通行に嵐となった垣根が、以前と全く変わらぬ速さで特攻を仕掛ける。
以下略
473
:
◆nPOJIMlY7U
[saga]
2013/06/24(月) 00:00:27.01 ID:Q/pVMErx0
「……オマエ、今何言いやがった。もォ一回言ってみろよクソ野郎」
「どうしたよ、一方通行? 御坂を潰したってのがそんなに気に食わねえか?
今まで一万人以上『御坂』を殺してきたテメェが、今更何をそんなに熱くなってやがる」
以下略
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