過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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873: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:49:45.51 ID:Ey27nqdF0
倒れている木原円周に顔を向ける。
ある意味では彼女も被害者なのかもしれない。
これから真っ当な教育を受ければ、円周は真人間になれるのだろうか。

その絶望的な可能性に美琴は複雑そうに顔色を変えた。
以下略



874: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:50:38.44 ID:Ey27nqdF0




『Equ.DarkMatter』
以下略



875: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:52:20.51 ID:Ey27nqdF0





以下略



876: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:53:31.35 ID:Ey27nqdF0
細魚が垣根の言葉を軽く聞き流す。
上の道具であることを受け入れているのか、それとも何か他の考えがあるのか。

「アンタや超電磁砲、一方通行。超能力者ってのは大人の都合が通じないからね。
個としての大戦力の超能力者より、制御の利く群としての大能力者の需要が生まれた」
以下略



877: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:54:28.47 ID:Ey27nqdF0
一度垣根が攻勢に回ればこんなものなのだ。
そもそも、この戦いは前提が間違っている。
『白鰐部隊』は友莉が語ったように群れで個の超能力者を蹴散らすもの。
今回は圧倒的に人数が足りていない。

以下略



878: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:55:34.76 ID:Ey27nqdF0
「液体と個体の区別すらない特殊複合装甲。
戦車の滑腔砲が直撃したってノーダメージでっせ」

「ちゃんと“受け止め”られれば超電磁砲にも耐えられるわけだし。
失敗すれば粉々だけどね、普通に」
以下略



879: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:56:54.72 ID:Ey27nqdF0
だがおかしい。
もともと『白鰐部隊』の存在意義は「安定戦力としての大能力者の生産」であって、『油性兵装』の量産ではない。
要するに、別に『油性兵装』ばかりである必要はないのだ。
念動力者の大能力者。電撃使いの大能力者。空間移動系能力者の大能力者。水流操作の大能力者。
能力の種類は学生の数だけあり、学生の資質に左右される。
以下略



880: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:57:43.67 ID:Ey27nqdF0
つまり。垣根の言った「ペット」という表現は、決して間違いではない。
むしろこの上なく正確な単語であるかもしれなかった。
飼い主には決して逆らうことなく、それどころか逆らおうという考えすら浮かばない。
ただ運用側の指示に黙って従うだけの兵士たち。

以下略



881: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 00:59:09.24 ID:Ey27nqdF0
「んな……!?」

「……こりゃどういうこと!?」

彼女たちの能力『油性兵装』はオイルを分解・再構築すること。
以下略



882: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:00:23.54 ID:Ey27nqdF0
「『未元物質』を、混ぜ込んで……!?」

垣根は大きく頷いた。
どこか芝居がかった動作で、大袈裟に両腕を広げる。

以下略



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