過去ログ - 美琴「何、やってんのよ、アンタ」垣根「…………ッ!!」3
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887: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:10:27.49 ID:Ey27nqdF0
しかも『超電磁砲』を使う際などにはそれ以上の欠陥が存在する。
恋査はおそらく磁力操作ができない。いや、正確には可能ではあるが、使うわけにはいかないと言うべきか。
何故ならばそれは恋査自身のどうしようもない性質によるものだ。
即ち、彼女は全身が機械によるサイボーグであること。

以下略



888: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:11:37.89 ID:Ey27nqdF0
「……何だ?」

一方通行は疑問を抱く。今恋査が使用している能力は何なのだろうか。
第一位でも、第二位でも、第三位でも、第四位でも、第五位でもない。
だとするなら消去法的に第六位の能力ということになるのだが、果たして第六位の能力はあんなものだっただろうか。
以下略



889: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:16:23.89 ID:Ey27nqdF0
「オマエは複数の能力を同時に使えるわけじゃねェ。
能力の切り替えには俺が見たところ〇、七秒ほどのタイムラグが存在するよォだな。
そしてこれは致命的な隙だ。超能力者相手に〇、七秒もの隙を晒すってのは良くないぜ」

一方通行の考えた恋査の弱点、及び対処法。
以下略



890: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:17:20.08 ID:Ey27nqdF0
その声は一方通行の背後からかけられた。
いつの間にか後ろを取られた。反応、できなかった。
だがそれは超スピードではなく。

(空間移動……。……なるほどなァ。そォかそォか、全部飲み込めたぜ)
以下略



891: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:20:06.21 ID:Ey27nqdF0





以下略



892: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:21:39.21 ID:Ey27nqdF0
「痛ってえな」

突如粉塵を薙ぎ払って、目も眩むような白光が現れる。
白い超電磁砲のようなそれはあっさりとファイブオーバーを破壊し、スクラップにしてしまった。
科学技術の粋が爆発音と共に無へと帰す。
以下略



893: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:22:37.65 ID:Ey27nqdF0
五人はその場から飛び上がり、それぞれが散り散りになるのではなく全員が一箇所へと集まった。
その瞬間。垣根の背後から、特有の重低音を伴って先ほど見たばかりのカマキリのような形をした駆動鎧が現れた。
ファーブオーバー。第三位の超電磁砲を再現・超越するための駆動鎧。
垣根が先ほど破壊したものとは違う。二台目の殺人兵器。

以下略



894: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:24:30.32 ID:Ey27nqdF0
そして、五人の対角線上にある方向。
反対側の、垣根たちのいる一階上の階層の、とある一室。
そこはテラスのようにこちら側へせり出していて、一面ガラス張りになっている。
おそらくそこからこの巨大な空間を見渡せるようになっているのだろう。

以下略



895: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:26:22.28 ID:Ey27nqdF0
『未元物質』によって防御をせずにガトリングレールガンなど食らったらどうなるか。
そんなことは火を見るより明らかである。人間ミンチの出来上がりだ。
だから防がなくてはならない。反応しろ。防御しろ。

(間に――合え―――!!)
以下略



896: ◆nPOJIMlY7U[saga]
2013/07/15(月) 01:27:16.41 ID:Ey27nqdF0





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