1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:06:38.73 ID:gVb9Xpc80
書き溜めているのでいっきに投下する予定です。  
    
  拙い文章ですが、よろしくお願いします!
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:07:43.62 ID:gVb9Xpc80
 「今日、新しいプロデューサーが来るらしいよ」 
  
 真ちゃんがそう言ったとき、私は驚きよりも、期待よりも、まず先に怯えを感じていた。 
  
 「そ、その人って……」 
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:08:26.76 ID:gVb9Xpc80
 「私の所為だから」 
  
 「そんなことないって」 
  
 首を横に振り、否定。 
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:09:30.23 ID:gVb9Xpc80
 私にとって幸いだったのは、彼が強面ではなく、柔和な雰囲気だということ。 
  
 それでも彼は例外ではない。私にとってはどんな男性も、恐怖の対象でしかないのだから。 
  
 「では、君が担当するアイドルを紹介しよう」 
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:10:09.13 ID:gVb9Xpc80
 「萩原さん、大丈夫。ゆっくりでいいから」 
  
 うう……で、でも。 
  
 「自分のペースで。俺はいつまでも待ち続けるからさ」 
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:10:56.61 ID:gVb9Xpc80
  
  
  
  
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:11:32.12 ID:gVb9Xpc80
 「ご、ごめんなさいぃ……!」 
  
 あはは、という苦笑が聞こえる。 
  
 「どうして謝るんだ?」 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:12:33.20 ID:gVb9Xpc80
  
  
  
  
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:13:30.29 ID:gVb9Xpc80
 唖然とするプロデューサーだったけれど、戸惑いながらもすぐに口を開いた。 
  
 「犬、苦手なの?」 
  
 「は、はいぃ……」 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/07(日) 23:14:33.53 ID:gVb9Xpc80
 そんな私に困ったような、でもどこか嬉しそうな顔でプロデューサーは笑いかける。 
  
 「気持ちはわかるからね」 
  
 「……気持ち?」 
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