過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 18:23:39.20 ID:Dgfk4HX70
*上条恭介*
翌朝、僕はさやかの両親に見送られながらさやかの家を後にした。
さやかの体だからか、少しだけ慣れたようで、風呂に入るのも着替えるのもあまり意識しなくてもいいようになってきた。
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 18:30:32.30 ID:Dgfk4HX70
仁美「おはようございますまどかさん」
さやか「おはようまどか!」
鹿目さんは、昨日僕に何か語りかけて来た疑惑がある。
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 18:49:13.70 ID:Dgfk4HX70
まどか「さやかちゃん、今日は珍しいね」
さやか「え、そうかな?なんていうか、気まぐれだよ気まぐれ!」
仁美「さあ、そろそろ私達も行きましょうか」
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 19:07:41.05 ID:Dgfk4HX70
僕の席はずっと空白になっている。
僕の体が治らない限り、そこが埋まることはないだろう。
早乙女「はい、それじゃあ授業を始めます」
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 19:45:36.47 ID:Dgfk4HX70
仁美「あら、今日はご飯なしですか?」
さやか「えーっと、そうなる、かな」
まあ、一日ぐらい食べなくても死にはしないだろう。
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 20:02:23.13 ID:Dgfk4HX70
それなりに順調かと思われたが、午後に来て一番の問題授業が始まろうとしていた。
すなわち体育。
朝準備している時点で覚悟はしていたが、いよいよその時になると僕は本当にここにいていいのかと不安になる。
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 20:14:41.29 ID:Dgfk4HX70
ユウカ「どうよ、今日は先手を打ってみたわよ!なはははは!!」
さやか「……」
ユウカ「ははは……なによ、今日は反撃してこないの?」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 20:21:57.95 ID:Dgfk4HX70
まどか「ねえ、どうして上条君の病室で待ち合わせなんてしたの?」
さやか「待ち合わせ?」
まどか「昨日電話で言ってたこと。あれってどういう意味?」
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 20:34:12.58 ID:Dgfk4HX70
足を止め、思わず鞄を落としそうになった。
一歩前に進んだ鹿目さんが、潤んだ眼で不思議そうに僕を見ている。
今なんと言った?
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 20:51:16.09 ID:Dgfk4HX70
*美樹さやか*
まどか「失礼しまーす」
さやか「……」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 21:05:17.92 ID:Dgfk4HX70
恭介「なんなら昔の恥ずかしい思い出でも語ろうか?」
まどか「待って、もういいよ!嘘みたいだけど、上条君がそこまで知ってるはずないし……」
恭介「恭介は今の聞いてても意味分かんなかったでしょ?」
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