過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:03:03.59 ID:FnVTaFrK0
「……ねぇ」
はっ、とケイの呼び掛ける声にイズルの集中力が戻る。
が、それを認識する前に、ケイに押し倒された。
以下略
161
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:03:55.73 ID:FnVTaFrK0
「…ごめん、なさい」
しばらく放心していたかと思うと、ケイは俯きがちに謝罪の声を発する。
その声色は、さっきとは違った。いつもの、冷静な彼女の雰囲気を纏っていた。
そして、イズルの行動の意味を理解したかのような口調で、彼女は続けた。
以下略
162
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:04:44.81 ID:FnVTaFrK0
え? とケイが顔を上げる。
イズルは、微笑んでケイを見つめていた。
彼は落ち着いて彼女を見つめて、一言告げた。
以下略
163
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:05:22.27 ID:FnVTaFrK0
「ケイだって、その、経験するの、ホントは怖かったんだよね?」
じっと指から視線を離さないケイを見据えながら、イズルは話しかける。
諭すような口調で、彼は一字一句丁寧に伝える。
彼なりの言葉で、『ヒーロー』という概念を超えた言葉で。
以下略
164
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:07:04.77 ID:FnVTaFrK0
以下略
165
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:07:46.81 ID:FnVTaFrK0
「あの、ケイ。ケイはホントに、僕を……?」
ようやく頭が冷えてきてから、ケイは聞こえたイズルの声に、目を細める。
「……女の子の方から何度も言わせる気かしら?」
以下略
166
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:08:19.49 ID:FnVTaFrK0
「――ケイ」
「…何?」
今度はイズルから呼び掛けられた。
以下略
167
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:09:11.86 ID:FnVTaFrK0
「…っと、そろそろ寝ないと、明日も大変なんだから」
数秒ほど見つめ合ってから、イズルは思い出したように声を上げた。
確かにその通りだ、とケイはベッドのデジタル時計に目をやる。
表示では、時刻はすでに深夜の二時に差し掛かっていた。
以下略
168
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:10:34.82 ID:FnVTaFrK0
「じゃ、じゃあ……」
動揺や緊張を悟られないように、落ち着けと内心何度も繰り返しながら、
照明を消して先に寝転がっているイズルの隣にケイは慎重な動作で寝た。
さすがにお互いに正面を向いて寝るのは何だか恥ずかしく、二人は背中合わせに横になる。
以下略
169
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/06/07(金) 22:11:37.93 ID:6QPH8Mtqo
最新話のケイかわいい
170
:
◆jZl6E5/9IU
[saga]
2013/06/07(金) 22:13:33.38 ID:FnVTaFrK0
とりあえずまだ続く。次のイズルの返事編でこの短編は終わり。
次はお兄ちゃんとして苦労するアサギの話とか書かれてたネタで書いてみたいと思うのです。
他にもネタがあったらどうぞ書いてやってください。では、もっともっと、ラビッツの保護者の皆様が増えますように。
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