過去ログ - みく「……怨みの門?」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:46:24.53 ID:beAzPYdzo
小梅「は、初めまして……し、白坂小梅……じゅ、十三歳で、です」

おどおどとしている。俺が何とかしなければ。ここは、俺の腕の見せ所だ!

P「初めまして! 初めのうちは慣れないかもしれないけど、一緒に頑張ろうな!」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:49:16.66 ID:beAzPYdzo
P「あのパイプ椅子か? あれ、なんとなくそのままにしてあるけど、そろそろ片付けないとなあ」

小梅「だ、駄目……あそこ、座ってる」

P「へ? 誰が?」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:51:30.76 ID:beAzPYdzo
ばたり、とドアが閉まる。今、この部屋の中には俺だけだ。
でも、小梅は言う。大きな猫がいると。大きな猫が、みくの特等席に座っているのだそうだ。
小梅の発言を聞いてから、少しの間、動けなかった。息もできなくて、涙が出てきそうだった。

確かに昔、実家で猫を飼っていたけれど、あいつより大きな猫なんていっぱいいるだろう。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:53:17.79 ID:beAzPYdzo
Phase 7
ちひろ「ふう、やっと言いましたか。死んでからようやく言うとか馬鹿ですかあの人は」

小梅「あ、あの……私の話、し、信じてるの…?」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:54:01.37 ID:beAzPYdzo
小梅「わ、私、よく撮れるカメラ、持ってる……」

ちひろ「ということで小梅ちゃんのカメラで撮りましょう! ほらほら並んで並んで」

P「わ、ちょっと、押さないでくださいよ」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:54:38.09 ID:beAzPYdzo
4!
ちひろ「ふふふ、プロデューサーさん」

3!
P「何ですかちひろさん」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:55:51.42 ID:beAzPYdzo
Phase 8
イズコは、みくの行き先である事務所の様子を眺めていた。
前川みく。彼女は、大切な人を守るために、大切な人の元へ行くことを選んだ。
仕事のパートナーとしていつも彼女の隣にいた人は、いつしか彼女にとってかけがえのない人になっていた。
彼にとっても、彼女はかけがえのない人だったのだろう。あの二人を見ていると、それがとてもよく伝わってくる。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:56:42.84 ID:beAzPYdzo
イズコ「私がイズコを続けても、よろしいのですか?」

『そうだ。お前は彼女の”ファン”なのだろう? 彼女が再びここへ来た時にファンが減っていては、彼女が悲しむだろう』

イズコ「……お言葉ですが、門主様。どうかなさいましたか? いつもの門主様であれば、こんなことがあればすぐに地獄行きだ、と」
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:57:21.34 ID:beAzPYdzo
以上で本編は終了となります。
なお、この先は後日談となっています。もう少しだけ、お付き合いください。
もしよろしければ、GLAYの時の雫(ドラマ・スカイハイ2主題歌)を聴きながらお読みください。
www.youtube.com


33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/02(火) 23:58:50.16 ID:beAzPYdzo
Phase EX
小梅がうちに来てから、二週間が経った。まだいろいろなレッスンをさせているが、成長がすごい。
いろんなアイドルがいるCGプロでも、かなり上位に入れるんじゃないかと思うくらいの才能だ。
これは、もう少ししたらオーディションを受けさせてみるのもありかもしれない。
あー、それじゃあ曲も用意しないとなあ。それに衣装も。こういうことは、本人と相談しないといけないよな。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/07/03(水) 00:00:02.90 ID:Ao7CmZnpo
ちひろ「はあ、これは末期ですねえ」

P「だってしょうがないでしょう、嫌なんですもん! はあ……あ、みくー、そこの棚の上の方にあるファイル取ってくれ。[アイドル:Co]って書いてる奴」

棚に並んでいたファイルの中から、俺が言ったタイトルのファイルが宙に浮かび、俺の所へやってくる。
以下略



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