過去ログ - 真姫「私とことりが××になるまでの話」
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2013/07/14(日) 23:53:41.45 ID:wyFxlgg90
ことり「ま、真姫ちゃん?」
真姫「ことり、あなたの一番好きな食べ物は何?」
ことり「えっ、好きな食べ物?それがどうかしたの?」
以下略
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2013/07/14(日) 23:54:53.22 ID:wyFxlgg90
真姫「ほら、食べなさい」
ことり「こ、これ・・・チーズケーキ?」
真姫「そうよ、好きなんでしょ?ほら、食べさせてあげるから」
以下略
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2013/07/15(月) 00:04:19.78 ID:wTB+1NBA0
次の日、昨日と同じように学校に行き、μ'sの練習をしてみんなで病院に向かった。ことりは変わらずの笑顔でみんなを迎えた。そしてみんなが帰り、私だけが残った。
ことり「ま・・・真姫ちゃん・・・?」
真姫「何?」
以下略
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2013/07/15(月) 00:07:15.71 ID:wTB+1NBA0
私はまたダッシュで駅前のあの店に向かった。ことりは安いのでいいと言っていたけどことりを喜ばせるためにちょっとお高いショートケーキを買った。そしてダッシュで病院に戻った。
別にダッシュをする必要は無い。ことりに急げと言われているわけでもない。でも、少しでも早く戻ってことりを喜ばせてあげたかった。
病院に着きことりにケーキをあげるとまた嬉しそうな顔をして、私の脳がとろけるようなあま〜い声を出しながら美味しそうにケーキを食べた。でも、ケーキを半分食べたところでことりがケーキを拒否した。
以下略
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2013/07/15(月) 00:09:13.91 ID:wTB+1NBA0
夜遅くなり、私がいつも帰る時間になった。帰ろうとしたところ、ことりが私のことを呼んだ。
ことり「真姫ちゃん!」
真姫「何?」
以下略
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2013/07/15(月) 00:11:40.56 ID:wTB+1NBA0
翌朝はことりの声で目が覚めた。学校まで時間は余裕だったが、着替えもしていなかったのでことりとちょっと話し、家に戻った。両親には昨日メールで知らせていたので特に心配されなかった。っていうかいなかった。私はシャワーを浴び、今日の学校の準備を済ませて、すぐ学校に向かった。
学校ではいつもどおりだった。でも、私の頭の中ではことりの言葉が何度も思い出されていた。
放課後、いつもならμ'sの活動をしているところだが、今日は学校が終わってすぐ病院に向かうことにした。
以下略
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2013/07/15(月) 00:14:24.78 ID:wTB+1NBA0
真姫「ことり、来たわよ」
ことり「えっ、真姫ちゃん?今日は早くない?」
真姫「ええ、部活サボってきたからね」
以下略
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2013/07/15(月) 00:17:05.23 ID:wTB+1NBA0
そしてμ'sの練習が終わる時間のちょっと後にμ'sのみんながお見舞いに来た。30分ほど話をしてそれぞれの家に帰っていった。私だけ、ことりの病室に残っている。もう慣れてきた。
夜になると看護婦さんが夕飯を持ってくる。私はそれをことりに食べさせてあげる。食後の口直しに巻き寿司を買っていたのでそれを食べさせてあげる。病院のご飯より全然美味しいって。喜んでくれた様で何よりだ。
その後、ことりが眠るまで話に付き合ってあげる。ことりの手を握りながら子守唄なんか歌ってあげて、ことりが寝たらゆっくり病室を出て家に帰る。
以下略
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2013/07/15(月) 00:19:39.90 ID:wTB+1NBA0
ある日、放課後に急遽先生に頼み事をされて、断ったけど貴方しかいないとしつこく言われたからしょうがなく付き合った。そのせいでいつもより10分ほどことりの病室に行くのが遅れてしまった。私は急いでことりの病室に行ったが、ことりはあまりいい顔をしていなかった。
ことり「今日は遅かったね真姫ちゃん」
真姫「ごめんなさい、先生に用事頼まれちゃって・・・」
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2013/07/15(月) 00:22:55.99 ID:wTB+1NBA0
今日のことりは機嫌が悪かった。私が10分遅れただけで。私は何度も謝った。そしたらことりは、美味しいチーズケーキを買ってきてくれたら許してあげると言ってきた。その言葉を聴いた瞬間、私は走り出した。
ことりは私に依存している。確かに私がいなきゃことりはなにもできない。最初のことりは私に気を使っていたが、今のことりは自分に気を使って欲しいと思っている。そしてよくわがままを言うようになった。
しばらくはそんな日々が続いた。
以下略
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2013/07/15(月) 00:25:00.56 ID:wTB+1NBA0
急いで雑誌を探し、急いで病院へ戻る。何でこんなに走っているのかというと、遅れるとまたことりが不機嫌になるからだ。「寂しかったんだよ」とか「もう帰ってこないと思って心配したんだよ」とかもう何度も聞いた台詞をまた聞かされる。その間私は謝ることしかできない。正直あの時間はつらい。
汗だくで、ぜぇぜぇ言いながら病室に戻る。最初、ことりは「そんなに急がなくていいよ」とか「無理しないでいいよ」とか言ってくれた。でも今じゃ遅いと言われる。だいぶわがままになったものだ。私のせいだけど・・・
ことりがわがままになって以降、私にとって一番辛いのは夕飯の時間だった。看護婦さんがいつものようにあのまずい夕飯を持ってくる。私のせいでグルメな患者になったことりはそれを拒んだ。でも、看護婦さんに嫌と言わず、私に嫌といってくる。これはつまり、遠まわしに「うまいものを買って来い。これはお前が食え」と言っている。私は辛かったけど、ことりの自由を奪った罪を償うために、このまずい食事を食べた。
以下略
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