過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:09:18.91 ID:ESoSJTHeo



 実践編、その一。

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:10:00.23 ID:ESoSJTHeo

「あの」

 と俺は彼女の背中に声を掛けた。彼女は振り向きさえしなかった。
 声が小さくならないように注意したつもりだったが、聞こえなかったのだろう。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:10:37.21 ID:ESoSJTHeo

 硬直している俺をさしおいて、妹は即座に現実を受け入れたようだった。
 
「結局来たんだ、お祭り。来ないんだと思ってた」

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:11:06.97 ID:ESoSJTHeo

「うん。小遣い、足りてるか?」

「足りないって言ったら、くれる?」

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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:11:33.21 ID:ESoSJTHeo

「いいから」
 
 むりやり手のひらに押し付ける。妙な罪悪感が俺の身体を動かしたのだ。何かの足しにはなるだろう。

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:12:00.95 ID:ESoSJTHeo



 反省編、その一。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:12:51.37 ID:ESoSJTHeo



 実践編、その二。

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:13:38.40 ID:ESoSJTHeo

 次の標的はたしかに普段着だった。

 顔もかわいかった。上から目線で言えば、まさに言うことなしだ。
 こんなかわいい女の子と一緒に花火を見ることができたら、たぶん幸せだろう。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:14:07.90 ID:ESoSJTHeo

 などと考えている間に女の子は振りかえった。
 見覚えのない顔。
 
「……はい?」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:14:37.54 ID:ESoSJTHeo

 そのために確認しなくてはならないのは……。
 いま、彼女が一人なのかどうか?

「……えっと。なんですか?」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/22(木) 19:15:03.97 ID:ESoSJTHeo

 俺はポケットから自分の携帯を取り出し。

「これ、さっきそこで拾ったんですけど、あなたのじゃないですか?」
 
以下略



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