過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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2013/08/22(木) 19:11:33.21 ID:ESoSJTHeo
「いいから」
むりやり手のひらに押し付ける。妙な罪悪感が俺の身体を動かしたのだ。何かの足しにはなるだろう。
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2013/08/22(木) 19:12:00.95 ID:ESoSJTHeo
◇
反省編、その一。
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2013/08/22(木) 19:12:51.37 ID:ESoSJTHeo
◇
実践編、その二。
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2013/08/22(木) 19:13:38.40 ID:ESoSJTHeo
次の標的はたしかに普段着だった。
顔もかわいかった。上から目線で言えば、まさに言うことなしだ。
こんなかわいい女の子と一緒に花火を見ることができたら、たぶん幸せだろう。
以下略
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2013/08/22(木) 19:14:07.90 ID:ESoSJTHeo
などと考えている間に女の子は振りかえった。
見覚えのない顔。
「……はい?」
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2013/08/22(木) 19:14:37.54 ID:ESoSJTHeo
そのために確認しなくてはならないのは……。
いま、彼女が一人なのかどうか?
「……えっと。なんですか?」
以下略
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2013/08/22(木) 19:15:03.97 ID:ESoSJTHeo
俺はポケットから自分の携帯を取り出し。
「これ、さっきそこで拾ったんですけど、あなたのじゃないですか?」
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2013/08/22(木) 19:15:37.48 ID:ESoSJTHeo
◇
反省編、その二。
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32
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2013/08/22(木) 19:16:25.50 ID:ESoSJTHeo
シィタ派の視線の先を追って、部長が俺の方を見た。
浴衣はよく似合っていた。たぶん三年の友達同士で来たんだろう。
「おー。楽しんでるー?」
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2013/08/22(木) 19:17:08.87 ID:ESoSJTHeo
◇
「で、どうだった?」
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2013/08/22(木) 19:17:35.44 ID:ESoSJTHeo
「大丈夫?」
とシィタ派は俺を見た。心配をさせてしまっている。
彼の瞳はいつも透徹していて、俺が気付かないことに気付くし、俺が見えないものを見る。
以下略
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