過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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302:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:03:04.31 ID:/T6oPI9Oo



 翌朝、俺が登校したときには、シィタ派は既に教室に来ていた。

以下略



303:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:03:59.98 ID:/T6oPI9Oo

 俺は何も言わずに近くの席に座り、シィタ派の様子を眺め続けた。 
 真剣な表情。熱心にペンを動かしている。

「……どんな話?」
以下略



304:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:05:07.34 ID:/T6oPI9Oo

「主人公は男?」

「女。さいわい主人公についての悪口は書いてなかったんだけど、教師に届けるわけにもいかなくなってしまった」

以下略



305:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:06:17.89 ID:/T6oPI9Oo

「……その友達についての悪口が書いてあった?」

「そう。まあ、クラスの中心みたいなところがあって、割と嫌われ者なんだけど、誰も逆らえない相手、みたいな感じ」

以下略



306:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:08:09.93 ID:/T6oPI9Oo
 
「持ち主は主人公に泣いて謝るわけ。ごめんなさいごめんなさいって。
 もともとリーダー格にひっついてる腰巾着みたいな子だったんだな」

「だったら手帳に実名で悪口書くなよ」
以下略



307:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:09:06.28 ID:/T6oPI9Oo

「いや、うん。書いてるうちに、どんどん方向ずれてきて。最初は怪談のつもりだったんだけど」

「まあ、それもありだとは思うけど、珍しいな。おまえいつもがっつりプロット作るじゃん」

以下略



308:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:10:37.15 ID:/T6oPI9Oo

「……逃げるんじゃないかな、主人公」

「逃げるって、どこに?」

以下略



309:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:11:48.66 ID:/T6oPI9Oo

「参考になった?」

「……うーん。俺が書くなら、主人公はやっぱり逃げたりしないな」

以下略



310:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/09(月) 17:12:19.77 ID:/T6oPI9Oo
つづく
たぶん明日更新ないです


311:以下、新鯖からお送りいたします[sage]
2013/09/09(月) 17:28:44.05 ID:6HV7sd3qo
無いのか・・・

とりあえず乙


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