過去ログ - 後輩「わたしは、待ってるんですからね」
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2013/09/28(土) 14:10:37.95 ID:KVRRLmPoo
「なんでかはもう分からない。たぶん落とし穴みたいなものなんだよね。
一度落ちたら抜け出せない。そんな感じなんだと思う。よくわからないけど」
俺は何も言わなかった。
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540
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2013/09/28(土) 14:11:56.79 ID:KVRRLmPoo
「ねえ、ひとつだけ訊いてもいい?」と俺は訊ねた。
ずっと前から気になっていたのだけれど、この言葉、それ自体がひとつの質問だよな。
どうでもいいことを考えて気分を切り替えようとした。
以下略
541
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2013/09/28(土) 14:12:27.89 ID:KVRRLmPoo
つづく
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2013/09/28(土) 18:36:26.57 ID:FZxpCBgMo
おつ
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2013/09/29(日) 10:21:21.07 ID:1SPIGPFlO
おつ
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2013/09/29(日) 15:32:24.66 ID:yd+rXdsLo
孤独やねぇ
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2013/09/30(月) 20:16:10.69 ID:k2Irhjhjo
◇
取り残された俺はひとりでぼんやりと夕陽を眺めた。それから長い長い溜め息をつく。
風が凍てついたように冷たく、夕闇がタチの悪い冗談みたいに街を覆い始めていた。
以下略
546
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2013/09/30(月) 20:16:42.71 ID:k2Irhjhjo
「さて」と俺は口に出してみた。
「帰ろう」
でも体はなかなか動かなかった。
以下略
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2013/09/30(月) 20:17:49.55 ID:k2Irhjhjo
校門を出てから、自分がどこに向かって歩いているのか分からなくなってしまった。
家に帰ろうとしている。でも、家に帰るまでの道筋が思い出せなくなってしまった。
たしかに記憶の中にあるはずなのに、どこをどう進めば家に帰れるのか、分からない。
以下略
548
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2013/09/30(月) 20:18:16.80 ID:k2Irhjhjo
ビィ派は肩をすくめると、「帰ろうぜ」と俺を促した。俺は何も言わずに彼の歩みに従う。
「部活の調子は?」
以下略
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2013/09/30(月) 20:18:55.64 ID:k2Irhjhjo
「どっか寄っていかねえ?」
ビィ派がそんなことを言うので、俺たちは二人で商店街まで歩いていくことにした。
大通りには美味いものを安価で売る店がたくさんあって、だからうちの学生は帰りに商店街に寄っていくことが多い。
以下略
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