過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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203
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/03(火) 11:04:46.01 ID:c+xfV9iTo
乙
204
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/03(火) 11:55:41.75 ID:C/RbAdqwo
乙です
205
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/03(火) 12:10:55.62 ID:TyUHEeTpo
乙
206
:
以下、新鯖からお送りいたします
[sage]
2013/09/03(火) 22:18:13.72 ID:Vy7sB/tH0
おー来てたか。面白かったです乙ー
207
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 00:27:24.34 ID:V6cReWvf0
室内を広く視野に収めつつ相手との間合いを測る。
男との距離はおよそ5メートル。
今の上条なら埋めようと思えば一瞬で埋められる距離だ。
だが、上条はすぐには動かない。
以下略
208
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 00:33:50.86 ID:V6cReWvf0
息の詰まるような睨み合いを崩したのは上条ではなく、男でもなかった。
ピピピ、と、目覚ましのアラームを連想させる規則的な電子音が、どこからともなく聞こえてきた。
上条が眉根を潜めるのをよそに、男が一瞬ばつが悪そうな表情を浮かべ、
視線を宙に泳がせながら手に持つナイフを放り捨て、軽く万歳をした。
以下略
209
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 00:36:41.49 ID:V6cReWvf0
「こいつな、何を隠そう第五位の能力を分析して作った薬なんだよぉ」
「……なんだって? 心理掌握の?」
上条の反応を楽しむかのように男が目を細め、さっとカプセルを口の中に放り込んだ。
以下略
210
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 00:42:55.32 ID:V6cReWvf0
「さて、どうする? 尻尾を巻いて逃げるなら今のうち――」
「――正直、安心したぜ」
以下略
211
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 00:46:55.29 ID:V6cReWvf0
「さっきの先制打は、てめえの全力じゃなかったってか」
「別に舐めていたわけじゃねえ。手加減していたわけでもねえ」
妙な勘違いはごめんだとばかりに、上条が大仰に肩をすくめてみせた。
以下略
212
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 00:56:04.85 ID:V6cReWvf0
スニーカーの踵が見るも危なっかしいステップを刻み、やっと止まった。
だらりと下がった上条の左手首には、靴の滑り止めの痕がくっきりと残されている。
「っとと、ふぅ、あっぶねぇ……」
以下略
213
:
乾杯
◆ziwzYr641k
[sage saga]
2013/09/04(水) 01:13:44.81 ID:V6cReWvf0
真っ直ぐ繰り出された男の右拳が上条の頬を掠め、返す上条の左フックが男の腕に弾かれた。
斜め下から顎を狙う男の掌底打を腕で払いのけ、そのまま上条が反撃に転じる。
顔に向かうジャブをフェイントに、鋭く振り切った右拳が男の腹に命中。
だが、鍛え抜かれた腹筋はびくともしない。
以下略
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