過去ログ - 食蜂「好きって言わせてみせるわぁ」 その3
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348:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 00:26:26.55 ID:wmsLYaSN0
レベル6に至るために樹形図の設計者が示した数多のプラン。
その一つ、量産化計画に従って進めてきた研究を、一時は全て台無しにされかけた。

食蜂操祈の能力開発が予想以上の成果を上げ、それによって量産化計画が頓挫。
やむなく乗り換えようとしたプランには、当然のように他の『木原』の手が回っていた。
以下略



349:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 00:33:51.30 ID:wmsLYaSN0
「さぁ、あまりもたもたしている暇はないぞ。洗脳の準備を始めたまえ」

研究者たちがうなずき、食蜂を医療介護用の拘束椅子に座らせた。
食蜂はほとんど抵抗しなかった。
衰弱しきっていて出来ないというのが正しかった。
以下略



350:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 00:50:14.21 ID:wmsLYaSN0
「み…………」

「何だね? やっと許しを乞おうという気になったかね?」

「かみ……じょ……」
以下略



351:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 00:52:47.20 ID:wmsLYaSN0
>>350
訂正:その右隣のでは→その右隣では


352:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 00:59:54.60 ID:wmsLYaSN0
――Cブロック:多目的ホール


「これで、あらかた片付いたかァ?」

以下略



353:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:04:47.53 ID:wmsLYaSN0
相手方が一方通行の能力に制限がかかっていることを知っているかはわからなかったが
洗脳されるリスクは少しでも低くするべきだ。
打ち止めちゃんのためにも、万が一のことがあっちゃいかんぜよ。
土御門は渋る一方通行をそうやってなだめすかした。

以下略



354:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:08:19.50 ID:wmsLYaSN0
「……つ、土御門クゥン?」

「ふむ……後はローファーとブリーツスカートさえあれば、誰が見ても完璧女子校生なんだが」

「ぶふっ! や、やめてよ土御門、そ、想像しちゃったじゃない」
以下略



355:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:17:10.02 ID:wmsLYaSN0
一方通行は常時反射ではなく、常時ベクトル0にする手法を用いてこれを迎え撃った。
いかに一方通行の能力が絶対的であっても、敵に魔術師が混じっている以上正面からやり合うのはリスクがある。
それは魔術師と戦った一方通行もうなずかざるを得ない忠告だった。

結果、姿、能力ともに第一位とは別の人物を装い、短時間で敵を攻略するための戦術。
以下略



356:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:19:21.15 ID:wmsLYaSN0
「うぅ、おぇ……」

「結標ェ。そのザマで、よく前回自分も行くとか抜かせたもンだなァ?」

「ひ、開けた場所ではもう大分平気なのよ。屋内とか、狭い場所での座標移動が――血の臭いもひどいし、うっぷ」
以下略



357:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:27:10.17 ID:wmsLYaSN0
「たとえばだが、絶縁フィルムを貼りつけた板で四方を囲っちまうとかどうヨ?」

「……え、……あ、そっか」

現状、一方通行の体は、補助機なしでは体の隅々に命令を行き渡らせることができず、起き上がることもままならない状態だ。
以下略



358:乾杯 ◆ziwzYr641k[saga sage]
2013/09/27(金) 01:30:39.41 ID:wmsLYaSN0
>>357

訂正:慣れないカツラ→慣れないウィッグ


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