過去ログ - 須賀京太郎「できたぜ優希! 押すたびに俺の存在感が希薄になっていくスイッチだ!」
1- 20
50:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:42:46.20 ID:+CCEXKMe0
優希「それに、殺す気満々のセリフを吐いといて、よく『殺すまでいってはならんものの』なんて言えたもんだじぇ」

優希「さらに言うなら、そのセリフの内容だって陳腐極まりないものだったじぇ。やれワカメ・クリムゾン! だの、やれ悪はなんたら! だの、まるで小学生のお遊戯会をほんのちょっとだけ進化させた何かを見ているようだったじょ。ふざけんな」

まこ「……」
以下略



51:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:44:05.33 ID:+CCEXKMe0
京太郎「ゆ、優希……? って痛っ!?」

京太郎(やべえ……動こうとすると体中に激痛が走りやがる。染谷先輩、幾らなんでもやりすぎだろ……)

優希「っ! 京太郎! 大丈夫か!?」ダダッ
以下略



52:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:44:54.83 ID:+CCEXKMe0
京太郎「いいって。なあ、それよりどうしてこんな事をしたんだ? 俺を不幸にするため……って訳じゃないみたいだが」

優希「そんな、私が京太郎を不幸にする筈なんかない! これには……大きな理由があるんだじぇ」

京太郎「理由……?」
以下略



53:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:46:23.79 ID:+CCEXKMe0
咲「え、えっと……」

優希「咲ちゃん……私はこれから京太郎と一緒にある場所に行ってくるじぇ。でもこのことは誰にも言わないでおいてくれないか?」

咲「ええっ!? でも……」
以下略



54:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:48:40.02 ID:+CCEXKMe0
京太郎「……なあ、一体どうしちまったってんだよ。記憶喪失になったと思ったらいきなり発狂し出して俺のことを透明人間にしやがるし、しばらく何も喋ってないかと思えば、皆のことを罵倒し出すし……かと思えば俺に優しくするし……」

優希「べ、別におかしくなった訳じゃないんだからね! それについてもちゃんと説明するから、どうか今は……!」

京太郎「……今は、ねえ。ま、話を聞く限りだと、どうやら本当に俺を想っての行動らしいしな。いいぜ、信じてやるよ」
以下略



55:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:49:14.12 ID:+CCEXKMe0
ガラガラッ

咲(行っちゃった……)

まこ「」ブツブツ
以下略



56:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:50:25.07 ID:+CCEXKMe0
〜謎の廃墟〜

優希「ついたじぇ、京太郎」
 
 優希におぶさられつつ移動すること数十分。森の中にひっそりと佇む、錆びついた廃墟の前に着いた。
以下略



57:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:53:00.20 ID:+CCEXKMe0
そう言って、優希は軽快な足取りで玄関の中に入っていった。道中、ずっと俺を
おぶさっていたにも関わらず、優希の顔は平然としていた。まるで、疲れという
概念が優希の中から出て行ってしまったかのようだ。森の中なんて、雑用で鍛えられた俺でさえただ歩く
だけでも疲れるというのに。
 玄関を抜けると、開けたエントランスルームにでた。空間の大半は味気の無い長椅子で
以下略



58:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:54:30.42 ID:+CCEXKMe0
優希「本当に私“だけ”で作ったかって言われるとちょっと苦しいけど、まあおおむねそんな感じだじぇ」

京太郎「ちょっと苦しいって……協力者がいるのか?」

優希「来れば分かるじぇ。んふふ、言っただろ? もはや秘密は秘密でなくなったって」
以下略



59:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:56:23.60 ID:+CCEXKMe0
優希「言うに及ばず、見るが易し、だじぇ! ……開け、タコスの国!!」

 優希が大きな声をあげると同時、それに呼応するかのように、行き止まり
の壁から眩い光が発せられた。
 そして次の瞬間、優希が消えた。というよりも、いつの間にか俺が一人光
以下略



60:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/08(日) 13:57:30.81 ID:+CCEXKMe0
〜謎の場所〜

???「京太郎、京太郎!」

京太郎(この声……優希か? 俺を心配してくれてる……みてえだけど)
以下略



79Res/44.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice