過去ログ - 削板「一緒に暮らさないか、百合子。」
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:47:44.75 ID:aSNq81Rdo
インデックスは一度、これに似た力を行使する一方通行と遭遇したことがある。去年の9月30日のことだ。
あのとき彼女が見せたものは天使の力によく似た力を押し込めたような黒い翼。あれが天使の力だったとすれば、聖人にも御し切ることができないレベルのものだった。だが一方でその制御はあまりにも拙く、荒削りだった。
今見た映像から感じたものはまるで違う。使っている力は同質のものであるだろうけれど、ずっと洗練されたものに変わっていた。そして力の規模自体も、恐らくずっと大きくなっている。
以下略
18
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:48:47.56 ID:aSNq81Rdo
三人が黙り込んだまま、数分が経過しただろうか。壁に映像を映し出していたガラス玉は既に光を失っていて、ただの濁ったプラスチック玉のようなものに変貌していた。
「神裂、」
以下略
19
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:50:04.97 ID:aSNq81Rdo
「……じゃあ、イギリス清教はどうするんだ?」
ふと、上条は気付いた。未だほとんどの魔術師が一方通行を見付け出すことができていない―だけど、神裂は?イギリス清教は?彼女は、彼女らはそれに成功した。
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:50:34.18 ID:aSNq81Rdo
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:51:50.78 ID:aSNq81Rdo
「他の魔術結社も、彼女が超能力者だと知ったなら方針を変えることでしょう。」
他の魔術結社に所属しているというのならともかく、相手は学園都市だ。彼女を獲得しようとすることに遠慮する必要はないと考える者が殆どだろう。むしろ第一位を奪うことで、ついでに学園都市の弱体化を狙うくらいのことは誰もが企むのではないだろうか。
神裂はいっそ非情にも聞こえるほどに淡々と述べたが、その表情には幾らか苦悶の様子が浮かんだ。嘗てイギリス清教と学園都市が起こした悲劇を思い返しているのかもしれないし、インデックスの友人であるという人物をそのように扱うであろう自身の所属組織に苦々しい思いを感じているのかも分からなかった。
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22
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:53:47.67 ID:aSNq81Rdo
「ちょうどいい機会かもな。」
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23
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◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:54:17.17 ID:aSNq81Rdo
「これ、何だ?」
どこか上機嫌な彼女が見せてくれたのは、ハリウッド映画に出てくるような隠し部屋だった。彼女は気軽に「俺の秘密基地だ」と言ったが、幼稚園児か小学生の作るそれとはあまりにも乖離していた。
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24
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:56:12.05 ID:aSNq81Rdo
「絶対嫌だよ、ってミサカはミサカは駄々を捏ねてみる!」
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:57:06.14 ID:aSNq81Rdo
「あくせられーたの気持ちも、分かるんだよ。」
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26
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◆owZqfINQN1ia
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2013/09/03(火) 22:58:21.64 ID:aSNq81Rdo
「お前、あの家を出るって本気か、」
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27
:
◆owZqfINQN1ia
[sage saga]
2013/09/03(火) 22:58:55.59 ID:aSNq81Rdo
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