過去ログ - ガリアの空の下【ストライクウィッチーズ】
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:49:31.65 ID:bFC+eytVo
そうこうしている間に、ヴェネツィアにおいてネウロイの巣に大きな変化が発生し、
ロマーニャ・ヴェネツィア防衛にあたっていた第504統合戦闘航空団が壊滅。

わたくしたちは、再び戦場に立つことを余儀なくされました。

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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:50:38.51 ID:bFC+eytVo
そんな折り、リーネさんが提案してくださったのが、ガリア復興財団の設立でした。
広く人びとから募金などを募り、その資金を元手に人や資材を再分配することで、
現在パリに集中している復興事業をガリア全体で広く展開するという、それは大きな事業の構想でした。
人材や資材の提供や金銭管理は、リーネさんの実家が運営しているビショップ財団が一元管理してくださいます。

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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:52:07.60 ID:bFC+eytVo
――いただきます!

いくつもの声が唱和して、今日も夕飯が始まりました。

宮藤さんとリーネさんが作る料理を食べるのは、こうして考えてみると
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:53:00.11 ID:bFC+eytVo
瞳の中で星が瞬いた。

衝撃的でした。

どこからか「ぐえ」という食事の場にあるまじき言葉が聞こえた。
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:54:33.05 ID:bFC+eytVo
――欲しい物?

そう、なにか欲しいものがあれば買ってきますよ、と言われた。
わたくしたちがロマーニャで501を再結成していくばくもないある日の事。

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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:55:40.09 ID:bFC+eytVo
――わからないわよね。

目の前には、困惑した表情の服部静夏軍曹がいます。
長い船旅の疲れも残っているでしょうに、よっぽどあのミソ汁の事が辛かったのか、
いえ、恐らくもっと別の理由で眠れずにいたのでしょう、バルコニーでもの思いにふけっているのを
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:56:13.10 ID:bFC+eytVo
――妹にプレゼントするために、だな…服を

そう言って、恥ずかしそうに微笑むバルクホルン大尉。
わたくしが、やはりどうにも気になってしまってバルクホルン大尉に、何を頼んだのか聞いた時のことです。

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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:57:14.18 ID:bFC+eytVo
――リーネさん?

服部さんと別れて部屋に戻ると、さっきまで確かに宮藤さんと一緒に寝ていたはずのリーネさんが、
小さなランタンの明かりを囲んでなにかをしている。

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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:58:06.12 ID:bFC+eytVo
「手、大丈夫?」

手元も不確かな中で作業をしていたせいでしょう、リーネさんの手にはすでに包帯が巻かれていて、
でもそれもすでにところどころ小さく、赤く、斑点のようになっていて痛々しい姿です。

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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/21(月) 00:58:48.59 ID:bFC+eytVo
――花の、種?

「ペリーヌさんにお花の育て方を教えてもらいたくって」

リーネさんは笑って言った。
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