過去ログ - 安価でシークレットゲーム7
1- 20
269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/18(月) 05:36:34.00 ID:368oLZ96o
荒らししつこいな


270:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/20(水) 07:12:40.30 ID:ouFSgEcY0
この人たちは、とても、危険だ。
鳴神もみじ(女子十二番)の頭の中では、警鐘が鳴り響いていた。

もみじは、同じ班の仲間である木戸健太(男子六番)、城ヶ崎麗(男子十番)、朝比奈紗羅(女子一番)と共に、別の班になってしまった真壁瑠衣斗(男子十六番)、上野原咲良(女子二番)、高須撫子(女子十番)を探していた。
探すと言っても当てはなかったので、高い場所に上がって見渡すことはできないかと考え、この島で最も高さのある建物である灯台を訪れた。
以下略



271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/20(水) 07:13:08.94 ID:ouFSgEcY0
そして最後に、賢吾と錬に挟まれていた雪美が、ゆっくりと振り返った。

「あら、城ヶ崎くん…それに、木戸くん、朝比奈さん、鳴神さん…
 随分久しぶりに会ったように感じるわね」

以下略



272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/20(水) 07:13:35.41 ID:ouFSgEcY0
「城ヶ崎くんって頭が良いと思ってたけど…そうでもないのかしら?
 どうして助けなかったかって…当たり前じゃない、これ、プログラムなんだもの。
 たとえ“友達”だとしても、今は敵じゃない?」

麗を小馬鹿にした物言いにむっとし、更に雪美の“友達”という言い方から感じた言葉には表せない奇妙な違和感を憶え、もみじは憤りと気味悪さに眉を顰めた。
以下略



273:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/20(水) 07:43:20.30 ID:ouFSgEcY0
男子十番 城ヶ崎麗(じょうがさき・れい)

身長 167cm
体重 55kg
誕生日 11月11日
以下略



274:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 06:14:03.47 ID:Yq2Noa/q0
生きるとはどんなものか 僕らは其れをあまり深く考えた事は無かった。 けれども僕らは考えなければならなかった。生きることに意味がないとしても

「何で二人して倒れてんの…」
静木 青が先ず、川瀬 和生と葵 輝丹が 床で倒れている所を見つけた。
「何で輝丹まで倒れてたんだ?」と
以下略



275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 06:14:34.74 ID:Yq2Noa/q0
僕らは色々考えて
この日を待っていたのだった。
僕らはあと少しで此処から逃げられる。
そのための準備をしなければならないのだった。

以下略



276:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 06:17:14.94 ID:Yq2Noa/q0
僕等は、認めたくなかった。 強く励ましてくれる人がもうこの世にはいないことを。 認めたくない、認められずに生きている。 でも、もう居ない

「未だ、葬式をすませないのですか?」
葵 一成が大部屋でそう、皆に言った。
だが、藍瀬 輝々は既に死亡した葵 輝丹の傍に居て離れようともしない。 木元 拓も静木 青も月下 香介も輝丹の傍に居た。 少し離れた所で甘野 大和と中居 螢太と相野 輝己が泣き崩れていた。 一方、輝丹は口元に笑みを浮かべたままだった。 どんな想いをして逝ったのか誰にも分からなかった。 輝丹にかけられている毛布の上には輝丹がいつも被っていた 帽子が、ぽとんと置かれていた。
以下略



277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 06:17:55.80 ID:Yq2Noa/q0
ぼくらのこえ・登場人物

・鏡音所有者候補
静木青(しずき・せい)
□4/25 A型 135cm 小学五年生
以下略



278:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 06:40:07.50 ID:Yq2Noa/q0
僕等は、只、従うしかなかった。 運命には逆らえなかった。 けれど、何もせずにいられなかった。 僕等は、大人に頼ったんだ。

「おい、葵 一成とか言ったな。俺達全員の病気治してくれ」
甘野 大和は葵 一成にそう言った。
だが、一成は首を横に振るだけだった。
以下略



279:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/23(土) 06:43:04.02 ID:Yq2Noa/q0
僕らは久しぶりに外の世界へ行った。 これもあの人のおかげなのかなと思うと笑えてくるんだ でも、今、大変な事態なんだと 今、気付いたんだから。 「諦めるなってのはこれのことか―?!」 月下 香介が倒れた葵 輝丹をおんぶして帰ろうと 走っていたが渋滞に巻き込まれていた。 其の隣で相野 輝己が「あはは?vv」と笑う。 其処で、柱にぶつかってしまい、痛がる中居 螢太と 其の横であきれて見ている木元 拓に会った。 だが、話し掛ける余裕もなく、そのまま、走ってしまった。 当然、拓は話し掛けようとしたが走られたため呆然と立ち尽くしていた。 「何で、あいつら、そんなに急いでいるんだ…」 「馬鹿、中居。香介、輝丹をおんぶして走ってったぞ。もしかしたら、輝丹に何かあったんじゃないのか。」 「えっ、何?!それを早く言えよ!おーい、待て香介―!」 「…目的が次々と変わるな…」 香介と輝己は「ごめん!」と謝りながら走っていた。 「輝己、輝丹どうだ?!」 「未だ目覚めてないよー、このままだと危険な状態かも…」 「畜生、どけぇ!」
静木 青と甘野 大和を見つけ、輝己が二人の首を締め付けながら走っていく。
香介が、「連れてけ」と言ったからだ。
「えっ、輝己、どうしたの?苦しいって!」 「いてえぇっ;何の真似だー!ギブギブ!」 「兎に角、早く帰ろー!こーにが危ないー」 藍瀬 輝々と葵 一成は自動自販機の前に立っていた。 喉が渇いたので一成のおごりで飲み物を購入してくれたからだ。 「貴方は死ぬ事に抵抗しないのですか?」 一成がそう訊いた。 久しぶりに飲み物を味わう輝々はこう答えた。 「そりゃ、抵抗あるよ。でも輝丹が生きていればそれでも良いんだ」 一成はそんな風に答える輝々を見てこう思った。 この子のおかげで、輝丹は此処まで成長したと思えると申し訳ないと思う。
途端、香介達が走ってくのが見えた。 其の中で輝丹が苦しそうに眠っているのが輝々の目に映った。「輝丹…!!」 輝々が駆け出し、香介達の中に混じれた。 一成は只、見守る事しか出来なかった。 「青歌。あれ、月下達じゃないか?」
以下略



287Res/306.04 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice