10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:52:00.97 ID:2LUuHdJ70
目的地に着いたはいいが、
「しまったな………」
「今日はНеудача………失敗が多いですね。もしかして、お疲れですか?」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2013/11/25(月) 23:52:27.46 ID:2LUuHdJ70
「………重く、ないですか?」
「まったく。むしろ軽すぎて驚くくらいだ。ちゃんと飯は食べれているか?」
「ダー。寮のご飯美味しいです。お菓子がよく出るのが玉に瑕ですけど………」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:53:06.90 ID:2LUuHdJ70
「………寝心地は悪くないか?」
「………大丈夫です」
「………固くないか?」
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:53:40.57 ID:2LUuHdJ70
アナスタシアがユニットを組むことになった。
その名もにゃん・にゃん・にゃん。
………高峯や前川が猫耳を付けているのは見たことがあったが、アナスタシアの選考理由が「アーニャ」という彼女の愛称から「あーにゃん」という名前が思いついたので、というよく分からないものだった。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:54:22.29 ID:2LUuHdJ70
「プロデューサー」
「どうした?」
デスクワークに励んでいたこちらに、アナスタシアが駆け寄ってきたかと思うと、ずいと顔を寄せてきて、
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:55:13.85 ID:2LUuHdJ70
「プロデューサー、そんなに溜息を吐いては駄目ですよ。Счастье………幸せが、逃げてしまいます」
「誰のせいだと思っている………あと語尾忘れてるぞ」
「あう………………」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:55:40.27 ID:2LUuHdJ70
「プロデューサー、そんなに溜息を吐いては駄目ですよ。Счастье………幸せが、逃げてしまいます」
「誰のせいだと思っている………あと語尾忘れてるぞ」
「あう………………」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:56:08.99 ID:2LUuHdJ70
頬を張られた。それも猫耳を付けた生娘に。
その生々しい音に事務所にいた面々の視線が一挙集中するが、アナスタシアはそれを気に掛ける様子もなく、
「Глупый!! Глупый!! Глупый!!」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:56:51.49 ID:2LUuHdJ70
「ハグ、ハグだぞ後輩」
「男は度胸! ですよ!」
「わかるわ」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/25(月) 23:57:53.32 ID:2LUuHdJ70
どす、どす、どす。
小さな拳から繰り出される殴打が止まらない。
「じょ、情熱的な語りかけをありがとう………だがなうっふ………………アナスタシア、あいにく俺の第二外国語はウサミン語でな、肉体言語ではお前と語り合えないからうっふ………………ど、どうか一度言葉で語り合ってはくれないか? なんだったら、ロシア語でもいいから………」
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