過去ログ - 【魔法少女まどか☆マギカ】 神の子の物語
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2013/11/28(木) 22:57:14.26 ID:XGcLYe//0
そのとき、鹿目詢子は一足先に食卓に戻って、席についていた。
キッチンでは夫の知久が、料理をテーブルに並べていた。
以下略
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2013/11/28(木) 22:58:22.31 ID:XGcLYe//0
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その日の夜。
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2013/11/28(木) 23:00:59.47 ID:XGcLYe//0
「まどかが自己紹介したときと、リボンの色が変わってるとおもった。すぐにあんたのリボンだと気づいた。
あんたは、円環の理の一部を、もぎ取ったんだ!」
以下略
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2013/11/28(木) 23:01:41.96 ID:XGcLYe//0
そう、ほむらは自分の気持ちに気づいてしまった。
なぜ鹿目まどかを救うため、度重なる時間のなかを奔走できたのか。
以下略
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2013/11/28(木) 23:03:43.65 ID:XGcLYe//0
ほむらは自分の手を愛しそうに撫でている。
この腕の中に、まどかがある。この中にまどかが閉じ込めてある。あの神秘が、ダークオーブの中に
含まれている。
以下略
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2013/11/28(木) 23:04:51.62 ID:XGcLYe//0
「まどかがかわいそう…あんたに好きなように記憶を弄繰り回されて……あんたの人形みたい。
それがあんたの愛なんだね?」
「…」
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2013/11/28(木) 23:05:47.54 ID:XGcLYe//0
「それでか…私も仁美も、小学校のまどかを思い出せないのは……。まどかには、かわいそうなこと、
しちゃったな…。傷つけちゃったかな…。いまごろ、家で泣いたりしてないかな…。まどかがかわいそうだよ、
ほんと…。」
以下略
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2013/11/28(木) 23:06:33.03 ID:XGcLYe//0
その黒髪が夜風に、またなびく。ふわり、と。
「ねー悪魔っ。話、これで終わりでいいのー?」
さやかは、ベンチの背もたれに両腕かけて、去る悪魔に、余裕をかました問いを投げた。
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2013/11/28(木) 23:07:37.18 ID:XGcLYe//0
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「というわけで、マミさん!」
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2013/11/28(木) 23:08:13.93 ID:XGcLYe//0
「いえっ、だから、その人格が、はぎとられてしまったんですよ!」
さやかは、ほむらという悪魔が、ダークオーブを生成したときに、鹿目まどかの人格を自分のソウルジェムに
閉じ込めて吸収したあの場面のことを思い出して、語る。
以下略
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2013/11/28(木) 23:08:59.68 ID:XGcLYe//0
「またきてね。美樹さん」
マミは、嬉しそうに微笑んで、さやかを見送った。
ご家族がいなくて、一人で暮らしているマミさんは、こんな夜分に押しかけても、少しも嫌そうじゃなかった。
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