過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:32:44.18 ID:HqZl913Bo
「まぁ、恩着せがましく功を語る方に比べれば、殿方の方が遥かに好感が持てる事は確かでしょうが
それでも、ある程度は厚意を受け入れる事も大切だと、具申致しますわ」

「うーん、そうなんだろうけどさ」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:33:11.17 ID:HqZl913Bo
「ん? ああ、わりぃわりぃ、ちょっと考え事。白井が何かしたとかじゃないからさ」

「だからそんな顔はすんなって」

そう言って少年は少女の頭を優しく撫でる
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:33:43.41 ID:HqZl913Bo
頭から手の温もりが去ってしまう事に一瞬の寂寥感を覚える少女だったが

「コホン」

と、態とらしく咳をつき、仕切り直し
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:34:12.27 ID:HqZl913Bo
「……えっと、それって放課後御坂に会ったのか? って事だよな?用件ってそれだったのか?」

「その通りですわ」

「んー…… 会ったぞ、御坂と」
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:34:43.02 ID:HqZl913Bo
「……あっ」

少年の困った様な声を聞き、漸く少女は自らの醜態に気付き

「……コホン」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:35:25.97 ID:HqZl913Bo
「アンタさぁ、なんでそんな湿気た顔してるのよ、今日、クリスマスでしょうに」

「……突然現れたと思ったら、何故そんな暴言を吐かれますかね、このおぜう様は」

「あはは、いや、流石に今日くらいはもうちょっとハツラツとしてるかなぁと思ってたから、つい」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:36:07.36 ID:HqZl913Bo
「……うん、そうだよね、いつも、そうだもんね、アンタって」

「……」

「……じゃあ、訊くけど、アンタ、これからの予定…… 空いてる?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:36:36.65 ID:HqZl913Bo
───
──────
─────────

「って叫びながら、走り去って行った、というわけですよ」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:37:23.78 ID:HqZl913Bo
「さて、それでは、失礼致しますわ」

と、少女は最後にもう一度頭を下げ、別れを告げる

のだが
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:38:01.10 ID:HqZl913Bo
「え、ええと……? あの…… え?」

「だから、時間が空いてるなら、お茶でも飲みに行かないか、って訊いてるんだけど……」

「わわ私に仰ってるんですのっ?!」
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 19:38:36.62 ID:HqZl913Bo
「おーい、白井?」

「は! はいッ! 聞いてますわ…… って、そうではなくって! 突然どうして──」

お姉様では無く私を
以下略



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