過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/12/22(日) 19:21:56.16 ID:HqZl913Bo
「はあ?」
「と! とっ! 殿方っ! お姉様はどうしたんですの?!」
「はあ? お姉様って…… 御坂の事だよな?」
以下略
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2013/12/22(日) 19:22:57.80 ID:HqZl913Bo
「……これは酷い」
「下手に暴れて余罪が付くよりかは、コチラの方が余程当人の為になりますの」
「ああ、そういう考え方も在るのか…… なぁ……?」
以下略
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2013/12/22(日) 19:24:43.37 ID:HqZl913Bo
「良いお返事ですの」
「では」
そう言って少女は女性と寝こけた男性に手を伸ばし転移の準備に入る
以下略
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2013/12/22(日) 19:25:16.04 ID:HqZl913Bo
一方、お礼を言われた少年は若干照れながらも
「いや、だから、お礼を言われる様な事なんて……」
そう、謙遜、と言うべきか本音と言うべきか、そんな事を口にする
以下略
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2013/12/22(日) 19:26:00.61 ID:HqZl913Bo
「……もう、よろしいですの?」
声こそ平静を保ってはいるが、内心苛ついていた。何故苛ついているのかは、少女自身にも分からなからない
きっと、それが分かる様に成るのには、もう暫く時間が掛かる…… のかもしれない
以下略
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2013/12/22(日) 19:28:02.16 ID:HqZl913Bo
「お待致しましたわ」
街行く量産型バカップルを眺め、なんだかアンニュイな気分に陥っていた少年の背中に声が掛かった
少年は振り向き声の発信者を認める
以下略
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2013/12/22(日) 19:28:44.56 ID:HqZl913Bo
「だから上条さんは純然たる霊長類ヒト科のホモサピエンスだっつの ……ん? 奢ってくれんの?」
「だからそう申してるじゃありませんの」
「んー、でもいいって、別に奢って貰う様な事してないし」
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2013/12/22(日) 19:29:24.21 ID:HqZl913Bo
そして少年にお茶を差し出す
少年は少女のその行為の真意を図りかね、少女を見遣る
そんな少年を余所に、少女は芝居がかった口調で
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/22(日) 19:30:02.41 ID:HqZl913Bo
「……ふぅ、なんで缶飲料一つ渡すのに、ここまで手間取らなくてはならないんですの? ホントに」
ひとしきり笑った少女は、若干脱力感を漂わせそんな台詞を吐きつつ、缶のプルトップを開け、紅茶を口にする
少年もまた
以下略
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2013/12/22(日) 19:31:50.55 ID:HqZl913Bo
そう言って軽く笑みを浮かべる
軽口こそ叩いてはいるが、少女は少年のそんな性癖を既に知っていた
少年はこれまでに数多の事件事故に首を突っ込み解決し
少女も風紀委員として少年に協力、 あるいは事後処理を数多くこなしてきた
以下略
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