過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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[sage]
2013/12/22(日) 19:36:07.36 ID:HqZl913Bo
「……うん、そうだよね、いつも、そうだもんね、アンタって」
「……」
「……じゃあ、訊くけど、アンタ、これからの予定…… 空いてる?」
以下略
27
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2013/12/22(日) 19:36:36.65 ID:HqZl913Bo
───
──────
─────────
「って叫びながら、走り去って行った、というわけですよ」
以下略
28
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[sage]
2013/12/22(日) 19:37:23.78 ID:HqZl913Bo
「さて、それでは、失礼致しますわ」
と、少女は最後にもう一度頭を下げ、別れを告げる
のだが
以下略
29
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2013/12/22(日) 19:38:01.10 ID:HqZl913Bo
「え、ええと……? あの…… え?」
「だから、時間が空いてるなら、お茶でも飲みに行かないか、って訊いてるんだけど……」
「わわ私に仰ってるんですのっ?!」
以下略
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2013/12/22(日) 19:38:36.62 ID:HqZl913Bo
「おーい、白井?」
「は! はいッ! 聞いてますわ…… って、そうではなくって! 突然どうして──」
お姉様では無く私を
以下略
31
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2013/12/22(日) 19:39:19.13 ID:HqZl913Bo
ここに来て少女にも、なんとなく読めて来た
少年が言わんとしている事を
そして、どういう意図を持って自分をお茶に誘ったのかを
「ただ、貰ったは良いけど、流石に男独りで洋菓子店に行くのも哀し過ぎるだろ?
以下略
32
:
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2013/12/22(日) 19:41:16.59 ID:HqZl913Bo
まぁ、この殿方に女性の機微を察する能力まで備わってしまったら、恋人の一人や二人
簡単に作ってしまわれるでしょうから、寧ろ、鈍感な方が良いのかも知れませんが
「いや、本当にごめんな…… 白井」
以下略
33
:
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[sage]
2013/12/22(日) 19:41:51.16 ID:HqZl913Bo
「では、参りましょうか」
「……へ?」
「へ、では無く、何処ですの? そのお店の場所は」
以下略
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2013/12/22(日) 19:42:33.42 ID:HqZl913Bo
「……」
「……また随分とオッサレーな携帯で」
マジマジと少女の端末を見詰め、率直な感想を漏らす
以下略
35
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2013/12/22(日) 19:43:15.33 ID:HqZl913Bo
「そうそう、殿方」
その前に、少女が声を発した
「ん? どうかしたか?」
以下略
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2013/12/22(日) 19:43:46.23 ID:HqZl913Bo
流石にこの展開は予期してなかったのだろう
少女の顔と声に戸惑いの色が、有り有りと浮かんでいる
だが、それは手を繋いできた少年にも似た様な事が言えるらしい
以下略
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