過去ログ - 黒井「月下の姫にその輝き見えずとも」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 18:20:05.39 ID:ro+o4EW50
黒井「容態はどうなんだ」
医者「……絶望的です。むしろ、よく今まで活動できたと言えるほどです」
黒井「治る見込みは無いのか」
医者「……難しいでしょうな。彼女の場合、遺伝的なものが関わっている」
黒井「…………」
医者「アイドル活動は、諦めてもらうしかありません」
黒井「そうか……失礼した」
医者「……黒井殿」
黒井「なんだ」
医者「彼女には、もう会いましたか」
黒井「ああ、会ってきた」
黒井「全く、見るに耐えなかった」
医者「…………」
黒井「言っておくが、私は諦めんぞ。なんとしてでも、治してみせる」
黒井「四条貴音はここで終わって良いアイドルじゃあない……ッ!」
医者「…………」
SSWiki :
ss.vip2ch.com
2
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 18:21:33.03 ID:ro+o4EW50
※このSSは、SPのIFストーリーと2の設定が混在しています
※アイドルがP以外とくっつくのが嫌な人はUターン推奨です
3
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 18:33:14.41 ID:ro+o4EW50
黒井(四条貴音。ユニットグループ『フェアリー』の一人)
黒井(高い歌唱力と優れたビジュアル、そのミステリアスな言動で人気を博す)
黒井(『銀色の王女』と呼ばれる彼女は、今や星井美希、我那覇響と共にトップアイドルの座を手にする所まで来ていた)
以下略
4
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 18:40:50.30 ID:ro+o4EW50
貴音「私は、生まれつき目が弱かったのです」
貴音「成長するとともに視力は次第に弱くなり、今に至ります」
貴音「これは、起こるべくして起きたのです。黙っていた私の責任、黒井殿に否はありません」
以下略
5
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/04(火) 18:47:12.95 ID:JGCgG73Oo
期待
6
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 18:49:48.70 ID:ro+o4EW50
冬馬「なあ、最近おっさんの様子おかしくねぇか」
北斗「貴音ちゃんが入院してから、だよな」
翔太「ジョバちゃん何か聞いてないの?」
以下略
7
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 18:56:44.74 ID:ro+o4EW50
カモ「…………」
美希「……はぁ」
美希「ミキ、なんにもやる気が起きないの。この間までは、仕事をするのがあんなに楽しかったのに」
以下略
8
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 19:22:59.46 ID:ro+o4EW50
冬馬(最初は、フェアリーがこのまま駄目になるんじゃないかって心配だった)
冬馬(だがあの星井の様子からして、事はそんなレベルに収まらねえ)
冬馬(下手すれば、フェアリーだけじゃない、会社そのものが傾くかもしれねぇ)
以下略
9
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 19:31:11.37 ID:ro+o4EW50
冬馬(だがその後、俺は思いも寄らぬところで事の真相に触れた)
冬馬(社長室から、黒井のおっさんが怒鳴っているのを聞きつけた時だった)
以下略
10
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 19:45:18.97 ID:ro+o4EW50
黒井「ウィ、邪魔するぞ」
貴音「黒井殿ですか」
黒井「ああ」
以下略
11
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 19:56:19.05 ID:ro+o4EW50
黒井「フン、約束通り君は今日限りでクビだ」
伊織「なっ……!? アンタ、どの面下げて……」
黒井「部外者は黙っていろ。これは約束だ、互いに理解しての結論だ。違うか?」
以下略
12
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 20:09:34.63 ID:ro+o4EW50
貴音「黒井社長」
黒井「……なんだ」
貴音「本当に、私のクビは免れないのですか」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 20:28:47.09 ID:ro+o4EW50
貴音「あの後……響と美希に問い詰められたものです」
黒井「そうだろうな。今思い返しても、あの頃の私にわざわざ付いていこうなどという者は物好きのたぐいだ」
貴音「ええ、響には「どうしてそんなひどいことを言われて頭を下げるような真似を」と言われました」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/02/04(火) 20:35:55.48 ID:ro+o4EW50
貴音「諦めるなど……出来るわけがありません!」
貴音「だから! せめて踊れる最後の時までと、私のわがままで目のことを黙っていました!」
貴音「どの道私の目は治りようもない、トップアイドルになるまでの時間など無かったのです」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 20:45:20.02 ID:ro+o4EW50
prrrrrrrr
冬馬「ん、誰だ? ……って、おっさん!?」pi
冬馬「もしもし、一体なんの……は!? 次のライブって、あと一週間しかねぇぞ!」
以下略
16
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 20:46:47.04 ID:ro+o4EW50
冬馬「良いか、お前ら。リハ無しのぶっつけ本番の企画だからしくじるなよ」
冬馬「スタッフもごく一部を除いてこの企画の事は知らねぇ。完全なサプライズだ」
冬馬「それじゃあ、頼んだぞ」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 20:56:17.39 ID:ro+o4EW50
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冬馬『君を見失う……Alice』
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以下略
18
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 21:05:09.27 ID:ro+o4EW50
響『さあ、貴音』
美希『こっちへ来るの!』
貴音「黒井殿……これは、どういう……」
以下略
19
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/04(火) 21:11:35.88 ID:ro+o4EW50
黒井(MCで、貴音ちゃんは目のことをファンに公表した)
黒井(ライブが終わったあと、「ファンを騙して期待をさせるだけさせて去るのは嫌だった」と説明してくれた)
黒井(それは実質、四条貴音のアイドル引退を意味した)
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 21:12:02.83 ID:ro+o4EW50
なんだこれ
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/04(火) 21:20:26.10 ID:kvrx7gsIo
乙
たまには奇跡が起こっても良いよね
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