過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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59: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:36:36.37 ID:cJv6xySVo

「こちらです」
京太郎「(…ま、いっか)」

しかし、そんな疑問も女性に先導されて歩いている内に消えていく。
以下略



60: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:37:14.72 ID:cJv6xySVo

京太郎「…はー」

思わず見上げてしまうほどの長いその先にはポツンと小さく明かりが見えた。
けれど、それは見た目ほど小さい訳ではないのは首の痛みを顧みればよく分かる。
以下略



61: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:37:41.57 ID:cJv6xySVo

京太郎「はぁ…はぁ…」

しかし、流石にこれだけ長い階段ともなれば息切れもする。
舐めていたつもりはないが、見た目以上に曲がりくねったその階段はあがりきるだけでも結構な時間が必要だった。
以下略



62: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:38:29.47 ID:cJv6xySVo

「ただいま戻りました」
京太郎「(…って事はここが目的地か)」

そんなお屋敷の扉を開く石戸さんの声に俺はようやくここが目的地である事を知った。
以下略



63: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:38:57.26 ID:cJv6xySVo

京太郎「(…っといけないいけない)」

和に何度も注意されている自分の悪癖を思い出しながら、俺はそっと彼女から視線を背ける。
それを見てしまうのは男としては仕方のない、本能のような動きなのだが、女性は意外と敏感だそうだ。
以下略



64: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:39:43.26 ID:cJv6xySVo

小蒔「初めまして。私が神代小蒔です」
京太郎「あ、はい。須賀京太郎です、よろしくお願いします」

まぁ、疑問は色々あるとは言え、目の前でペッコリンと頭を下げられて何もしない訳にもいかない。
以下略



65: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:40:40.06 ID:cJv6xySVo

小蒔「…アレ?須賀さんって私の為に志願してくれたんじゃ…」
「姫様。その辺りの事はまた後で…」
京太郎「…えっとあの…」

以下略



66: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:41:10.17 ID:cJv6xySVo

京太郎「(…バカ。今は考えるなって)」

そんな自分の思考を俺はピシャリと閉めきった。
こうして普通にしているとはいえ、俺は未だに長野での別れを引きずっているのである。
以下略



67:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/12(水) 21:42:03.77 ID:APIEuANoo
相変わらず仕事が早いっ
>>1がんばっ!!


68: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:42:05.45 ID:cJv6xySVo

「…それを話す前に姫様には少し出てもらっても良いでしょうか?」
小蒔「…ダメですか?」
「はい。殿方との秘密のお話ですので」
小蒔「…それじゃあ仕方がないですね」
以下略



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