過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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284:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:02:13.81 ID:gUNVYqIl0
そして当然、ブラックホールの引力がなければ下へと三人は落ちる。


ドサッ。

以下略



285:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:03:06.87 ID:gUNVYqIl0
式は散歩するような自然な足取りで、再びアクセラレータに向かって適度な距離まで歩く。

「へェ…やるじゃねェか。どんな手品を使ったんだァ?」

式は眼をゆっくり閉じて、口を開く。
以下略



286:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:05:05.21 ID:gUNVYqIl0
そして。
、、、
両儀式は、眼を閉じたままで女性的な微笑をチラ、と上条に向けた。
――――だがそれは、決して温かい笑みではなかった。

以下略



287:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:06:18.54 ID:gUNVYqIl0
突如、二人の動きが止まる。
戦っている者達にしかわからない、静止、見合いのタイミング。

「―――やるじゃねェか。おまえ、level5か?」

以下略



288:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:07:06.60 ID:gUNVYqIl0
「なッ――――!?」

とっさにかわしたアクセラレータ。

「クソが、今のは危なかっ―――――」
以下略



289:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:08:38.61 ID:gUNVYqIl0
――――――思考を切り替えろ。痛みに構うな。ヤツの動きに魅せられるな。奴は叩き潰さなければならない敵だ。左腕は斬られたが、むしろ、左腕だけで済んだと考えるべきだ―――――――!?

それすらも、甘い認識だった。
斬られたのは、なにも片腕だけではない。
―――四枚あった羽が今は三枚しかなかったことに気づいたのは、急いで両儀式との距離を稼ごうとした時だった。
以下略



290:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:09:45.41 ID:gUNVYqIl0
「―――なるほどなァ、戦闘意志の制御か」

上条と御坂が両儀式の戦いに魅せられている間、こちらの一方通行もまた両儀式の動きを冷静に解析していた。

「どういうことだ?」
以下略



291:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:10:34.48 ID:gUNVYqIl0
「確かにあれじゃあ、筋肉の活動の仕方も常識じゃあり得ないし………自己暗示で戦闘用に自分の体を部品交換してるってわけか」

「あァ、あの女にすりゃ、10メートルまでなら一歩で踏み込めるだろォよ。その作り替えのスイッチが、あの構え。―――正眼。基本にして最強とされる構えだ」

「とんでもない人がいたものね……あの反則じみた身体能力と身のこなしが一切能力に関係無い、元々のものだっていうんだから。
以下略



292:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:12:15.36 ID:gUNVYqIl0
   、
―――式とアクセラレータは、再び静止していた。

アクセラレータは式を倒す算段についてを考えていた。
式は、戦いとはまた別のことを考えていた。
以下略



293:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:14:19.14 ID:gUNVYqIl0
そして、式は再び正眼の構えをとる。

「俺は殺戮者になる気なンざねェ。知ったようなことを言いやがって――――覚悟はできてンだろォな」

「おまえこそ」
以下略



294:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/16(日) 15:15:16.89 ID:gUNVYqIl0
「式―――――――!」

上条があの剣を止めにいこうとする。が―――――

式が、左の手のひらをこちらに向けて、制止した。
以下略



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