18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:46:56.89 ID:pG5fqgIz0
「あ、ら――?」
助手席に乗り込んだ瞬間、ぐにゃり、と視界がモノクロに彩られ歪んだ気がしました。
それも一瞬のことで、すぐ元に戻ります。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:48:34.68 ID:pG5fqgIz0
ふと口を突いて出た言葉は、否定して欲しい意志が込められていたのだと思う。
「ええ、僕の扱いはひどい癖に心配性な彼女でして」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/10(木) 18:50:03.71 ID:94UZrfkY0
原作リスペクトがすごいな・・・
もしや西尾先生本人!?
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:51:40.54 ID:pG5fqgIz0
×××
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:57:38.08 ID:pG5fqgIz0
でも確実にない、とも言えない不思議な気分です。
「そうですよね――不思議です、何だか初めて会った気がしません」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:58:42.48 ID:pG5fqgIz0
ひとしきり二人でコントらしきものを繰り広げた後、事務所に戻ることになりました 。
ちなみに二人の息は怖いほど合っていて、このままお笑い芸人としてデビュー出来るんじゃないのかしら、と感心したほどでした。
「じゃあな、八九寺」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 18:59:54.12 ID:pG5fqgIz0
「僕は待ってますね」
「はい、ありがとうございます」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 19:01:21.94 ID:pG5fqgIz0
××××
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 19:02:41.04 ID:pG5fqgIz0
「誤解を招くような発言はよしてもらおうか、八九寺」
「私は事実を述べたままです、ロリリ木さん」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 19:04:11.92 ID:pG5fqgIz0
「……いえ、法に触れるようなことは、何も」
「ということは法に触れない何かはしたんですね?」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/10(木) 19:06:02.06 ID:pG5fqgIz0
「あらあら」
早速、運転中のプロデューサーさんの鞄を漁り、携帯を取り出します。
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