12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 18:30:34.03 ID:95e+9Xdq0
001
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2014/04/11(金) 18:33:17.34 ID:95e+9Xdq0
前置きが長くなってしまったが、結論としては僕に目覚ましなどは必要ない、ということである。
放っておいても火憐ちゃん月火ちゃんが起こしてくれるから、電話が鳴らないうちはまだ眠れるのだ。
完全に他力本願な安心感に包まれ、二度寝という至福の瞬間に陥ろうとした瞬間、
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2014/04/11(金) 18:35:12.42 ID:95e+9Xdq0
「東京観光したいからしばらく泊めてくれよ」
「私お買いものしたいなー」
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2014/04/11(金) 18:37:12.63 ID:95e+9Xdq0
「母さんの言う通りだ、偉大なる兄の仕事の邪魔をせずこのまま帰れ」
「……居させてくれなかったら兄ちゃんの膝の皿を抜き取るぜ」
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2014/04/11(金) 18:40:06.17 ID:95e+9Xdq0
「もう、可愛い妹が一週間添い寝してあげるんだから、もうちょっと嬉しそうな顔してよ」
「やめろ、睡眠くらいちゃんと取らせてくれ」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 18:41:36.88 ID:95e+9Xdq0
「知ってる。馬鹿にするな。
おはよう、こんにちは、こんばんは。
お前たちが言っているのはそういう挨拶だよな?」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/11(金) 18:43:03.35 ID:95e+9Xdq0
002
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2014/04/11(金) 18:45:28.22 ID:95e+9Xdq0
「でも、プロデューサーさんにも妹さんがいたんですねー」
高槻はどこか嬉しそうだった。
高槻家は大家族で、高槻はその長女。
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2014/04/11(金) 18:47:13.04 ID:95e+9Xdq0
「よしよし伊織ちゃん、もう怖くないからねー」
「何なのよ、もう……」
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2014/04/11(金) 18:50:16.86 ID:95e+9Xdq0
「これはこれはご丁寧にありがとう。ははは、実に礼儀正しくて素晴らしい妹さんじゃあないか、阿良々木君」
「エエ……自慢ノ妹デスカラ」
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2014/04/11(金) 18:53:15.95 ID:95e+9Xdq0
「よしお前ら、挨拶が済んだらとっとと帰れ」
「なんだよー、冷たいなぁ兄ちゃん」
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