31: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:36:42.61 ID:iWvh8kZB0
大きく伸びをして目頭を指で押さえる。この能力は私にぴったりで気に入ってるんだけど、眼精疲労が欠点。あと、やっぱり机や椅子は格好悪い。もっと似合う何か――例えば煌びやかなナイフとか漆黒の針とかじゃないと。
黒マント「貴様がやれ。それくらいは責任の範疇だろう?」
32: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:37:20.69 ID:iWvh8kZB0
それか、言葉をすぐに翻すけど、逆に学校へ行ってみるのもいいと思った。あいつらは私のことを知らない。お前らなんてすぐに殺せるんだ――そう思いながら授業を受けるのは、きっと爽快な気分だろう。
なんなら実際に虐殺してみせたっていい。どうせあの宇宙人が何とかしてくれるのだから。
あぁ、気分がいい。
33: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:38:00.92 ID:iWvh8kZB0
「お、銀島じゃーん!」
「なに、なに、なにやってんの」
私の名前を呼ぶ声がして、思わずそちらを振り向いてから「しまった」と思った。
34: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:38:34.54 ID:iWvh8kZB0
不良A「最近付き合い悪くない?」
不良B「あんたが真人間になれるよう、ウチらが手伝ってやってんじゃん」
不良A「そーそー。友達料金ってやつでさぁ」
不良B「金がねぇならウリでもやって金稼いで来いや!」
35: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:39:23.25 ID:iWvh8kZB0
輝く包丁がブタの頬から入って眼窩から抜けていく。「ぐえ」だの、「うぼえ」だの、おおよそ人間らしくない断末魔を上げて、地面にそのまま突っ伏する。
黒マント「どいつもこいつも私をバカにしやがって! どいつもこいつもっ!」
36: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:40:18.85 ID:iWvh8kZB0
ざく、ざくと鈍い音。包丁が二本、金髪の腕に突き刺さっている。血は腕を伝って地面へ滴るけれど、金髪は突進を続けてくる。こいつ痛覚がないの!?
??「悪、即、ざぁあああああああんっ!」
37: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 22:43:23.89 ID:iWvh8kZB0
一旦ここまで
saga入れ忘れてピー音入ってしまいました。すいません。
とりあえず前スレで投下した分までは本日中に投下予定です
38: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 23:09:19.34 ID:iWvh8kZB0
金髪「ぎゃはっ!」
片腕の金髪はやはり痛覚などないみたいに木刀へ立ち向かう。というか、互角以上の戦いを演じている。
一撃は木刀の方が大きいのだろうけど、金髪の武器はその全身で、打撃以外にいくらでも細かな動きができる。木刀を掴んで捩じる動きが入るだけで詰襟には不利だった。
39: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 23:14:15.50 ID:iWvh8kZB0
咀嚼の音だけで耳がおかしくなりそうだった。精神が病んでしまいそうだった。あの口――あんな口、あれが能力でなくて一体なんだっていうのか。
おぞましい。
思わず胃の中身を戻しそうになって下を向けば、詰襟が金髪に切迫していた。唸る木刀。それをひらりひらり回避する金髪。
40: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 23:15:32.46 ID:iWvh8kZB0
歯を必死に喰いしばっても隙間から空気が、声が、漏れていく。涙も目じりに溜まる。痛い痛い痛い痛い痛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
黒マント「ぐ、ぅううう、が、あぎ、っ!」
41: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2014/04/17(木) 23:16:27.40 ID:iWvh8kZB0
黒マント「……どうだ?」
蓋に乗ったまま空を飛んでどれくらいがたっただろう。撒こうと蛇行してきたから、直線距離ではそれほど遠くまで来ていないと思う。それでも五分くらいは能力を使いっぱなしだ。流石に眼も、疲れた……。
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