38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 17:55:35.16 ID:xeDtmg+30
マジですか、と乾いた笑いをこぼす扇ちゃん。
虚ろとも映る笑顔がデフォルトな彼女相手には感情の機微はわからないことがほとんどなのだが、ここまで感情を露わにする扇ちゃんも珍しい。
いつか泣かせたり怒らせたりしてみたいな。
よし、新しい目標ができた。
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 17:56:54.00 ID:xeDtmg+30
008
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2014/04/18(金) 17:58:04.48 ID:xeDtmg+30
怪異の存在。
星井に取り憑いた怪異。
怪異となった僕の昔話。
眠る前に見せた忍のこともあったからだろう、星井は混乱しながらも納得してくれたようだった。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:02:04.33 ID:xeDtmg+30
「止めはしない」
「え?」
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:03:00.46 ID:xeDtmg+30
「……?」
それは、一体どちらの言葉だったのだろうか。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:03:57.12 ID:xeDtmg+30
「世界一の、アイドル……」
星井の顔が次第に笑顔に変わっていく。
新しい玩具を見つけた子供のような、無邪気な笑顔。
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:05:07.13 ID:xeDtmg+30
009
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2014/04/18(金) 18:06:03.03 ID:xeDtmg+30
『さすがにない……とは言えないのが彼の凄いところね……』
『様子だけでも見ましょうよ。ここまで静かだと逆に怖いですよ』
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:07:10.68 ID:xeDtmg+30
今も星井の腕は僕の首に回されている。
という事は……位置的にさっきまで僕の顔の位置にあったのは……星井の胸!?
「ぷ、プロデューサー……!?」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:07:51.94 ID:xeDtmg+30
「――――」
三人揃って絶句する。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/18(金) 18:08:58.99 ID:xeDtmg+30
「かかっ、ツンデレ娘と引き合わせたら面白そうじゃのう」
体型も元に戻った忍が、八重歯と見紛う小さな犬歯を見せてそんな事を言う。
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