過去ログ - エルフ「譚奇フルエ、代時正大…?」
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2014/05/09(金) 09:18:12.38 ID:3kp0xQWh0
  
 商人「馬鹿野郎、そんな奇天烈話を聞かせたら客がますます気味悪がるだろうよ!」 
  
 男「まあ、な、面白い話ではあったが、今度雑誌にでも投稿したらどうだ?」 
  
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 09:35:51.60 ID:6IQx61BD0
  
 エルフ?「腐ったようなその目を鏡に映し、しかし心に中には未だ消えぬ火があるだろう?」 
  
 男「そうだ」 
  
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 09:37:40.42 ID:6IQx61BD0
  
 というわけで、アジアの東の島国の 
 汚い場末の路地裏で 
  
 男がエルフを買った話 
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/09(金) 09:40:44.53 ID:Tpx7i3QQo
 地の文が好みだ 
 応援してる 
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 12:33:32.11 ID:DF6v41Ws0
  
 さて、一人の女を買った帰り道 
 男は早速もって後悔を始めていました。 
  
 酔いが覚めたことも手伝って、なんと馬鹿な買い物をしたのだろう、と。 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 12:44:41.17 ID:YMyVStxR0
  
 男「お、お前のいうエルフとは、一体なんなんだ?名前なのか、それとも」 
  
 エルフ?「…まあ、端的に言えば種としての呼び名だ、畜生や猿がいて、人間がいて、エルフがいるといった具合にな」 
  
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 12:50:20.70 ID:PdHf5STl0
  
  
 付け加えていうなら、不思議なことがもう一つ。 
  
 街の明かりがそれなりに煌々と照っていた夜だったが、 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 13:34:05.17 ID:uJQy19bc0
  
 暫くして辿り着いた家屋は、 
  
 エルフ?「…ふむ、ここが住まいか、まあ予想の範疇ではあるな」 
  
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/05/09(金) 13:52:26.82 ID:QmZhSF1q0
 大正か、世界が混沌としてくる時代だな 
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/05/09(金) 13:53:10.86 ID:2ODNgocP0
  
 男「昔いた道場の教えでな、"武とは知をもって武であり、人は人として武を用いるべきである"といわれてな」 
  
 エルフ?「…ふぅむ」 
  
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