過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/14(日) 03:43:25.33 ID:tIovdjLJ0
児童虐待が恐ろしくデリケートな問題であることは論をまたない。それは被害者である子供だけでなく、その親と学校においても同様だ。
世間体や執着・依存心など理由はいくらでもあるが、古今東西を問わず、親なら誰しもが子供との別離を拒絶するものだ。

もし虐待が疑われる家庭に対して、自分たちが矢面に立って相対することを怖れた学校側が、教員の中の誰かを悪役に仕立てあげたら?
虐待への疑惑は学校側の総意ではなく、特定の誰かの強硬な主張によるものだ、と弁明してしまったなら――事態の収拾はほぼ不可能だ。
以下略



121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/14(日) 03:50:43.48 ID:tIovdjLJ0
激情に呑まれたまま糾弾してやりたかった。この男だけではない、室内の主任も副担任も、この学校に関わる者全員の罪を明らかにしてやりたかった。
だが、今は母親への対応策を思案することのほうが先決だ。

感情を胃の底に押し込める教師の目の前で青くなっている中年の男は、いっそ哀れになるほど情けなく映った。男は言葉にならない呻き声を上げて、ひっきりなしに視線が泳いでいる。
二回りも年下の若輩者になにをそんなに脅えることがあるのか、とも思う端、対母親の思案を止めることはしない。
以下略



122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/14(日) 03:51:32.32 ID:tIovdjLJ0
今日はこれだけ


123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/14(日) 06:23:06.87 ID:l/qez6WzO



124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/14(日) 10:52:45.15 ID:g5RWF5z90



125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/14(日) 11:40:20.02 ID:64C6P8sn0
乙です。


126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/15(月) 05:40:04.30 ID:E6QKXXWS0
あれ、一部抜け発見

>>121に訂正


以下略



127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/15(月) 22:09:09.46 ID:E6QKXXWS0
投下


128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/15(月) 22:10:34.34 ID:E6QKXXWS0
教師「お待たせしました」

一礼して部屋に入った教師の後に教頭が続く。教頭が少女の母親に頭を下げている間に教師はドアを閉めた。

応接室の中に向き直ると、教頭がふらふらとした足取りでソファのもとに向かっているところだった。
以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/15(月) 22:12:59.39 ID:E6QKXXWS0
教師「既に教頭ら説明があったかもしれませんが、我々が今回お母様に手紙を差出しましたのは、文面にありましたとおり、お子様の家庭環境について少々お伺いしたい点があったからです。今日はお母様もその件で我々を訪いなさったのですよね?」

少女母「そうよ。あたしからあの子を引き剥がそうってんでしょ? あたしに問題ありとか何とか難癖つけて、あんたが勝手な妄想で……!」

教師「そこに関して、少し誤解があるようです」
以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/15(月) 22:14:25.19 ID:E6QKXXWS0
副担任にはこちらから厳重に注意する、という台詞でこの件の幕引きを図ろうとした時、母親が憎々しげに頬を歪めた。

少女母「さっきから聞いてれば訳の分からないことをぐちぐちと……」

地を這うような低い声に背筋が凍った。そこに込められていたのは、教師が今まで向けられてきたものとは比べ物にならないほどの激烈な憎悪だった。
以下略



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