2:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:09:15.86 ID:ToFZjpJj0
 DVD-Rが挿入口に差し込まれ、画面右上には“再生”と表示された。  
 しかし、画面は暗いままだ。  
 そうしているうちに、突如、倉庫とも工場ともとれる奇妙な場所が映し出された。  
 そこには六人の女性と一人の男がいた。  
 この六人の女性には見覚えがある。  
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/26(木) 22:11:55.48 ID:KsnK4lwio
 どうせならトリップつけておいてくれ 
  
  
  
  
4:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:12:01.83 ID:ToFZjpJj0
   
 律「うぐぉえええ! ぐぅええ! おぐぅえええ!」  
  
 耳障りなえずき声と共に、ビチャビチャと床に飛び散る吐瀉物には血が混じっていた。 
 強く蹴られたせいで胃でも破れたのだろうか。  
5:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:14:31.56 ID:ToFZjpJj0
   
 炎に包まれた律は泣き叫ぶ澪を濁り始めた目で捉えると、気味の悪いしゃがれ声で彼女に訴えた。  
  
 律「だっ、だずげ、でぇ…… み゙お゙ぉ……」 
  
6:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:16:30.15 ID:ToFZjpJj0
   
 和「血が止まらない……! どうしたらいいの!?」  
  
 紬「あ…… ああ…… 澪ちゃん……」ガクガク  
  
7:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:19:25.63 ID:ToFZjpJj0
   
 男「Choď po riti!」  
  
 男は怒声と共に、床に転がる和の顔面をサッカーボールのように蹴り上げた。  
  
8:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:21:21.54 ID:ToFZjpJj0
 紬の身体はふくらはぎの辺りまですっぽりとドラム缶の中に納められてしまった。  
 両の足首はダメ押しとばかりに、男によってしっかりと握られている。  
 どれだけ身体をくねらせようが、ドラム缶の中で動くことが出来ない。  
 だが、紬の意思は、というよりも生存本能は身体を必死に動かして無駄な努力をさせようとする。  
 そして、意外なほど短い時間、おそらく二、三分といったところか。  
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/26(木) 22:24:03.31 ID:J8s7poOAo
 good 
10:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:24:34.52 ID:ToFZjpJj0
 それ以上刺すことも切ることも出来なくなっている。  
 身体を細かく震わせながら、自分の手を伝って床に流れていく生温かい物を見つめるばかりだ。  
 唯は涙を溢れさせた目を見開いて、声にならない叫びを上げた。  
  
 唯「のっ、の、のど、のどがぢゃあん!」ポロポロ  
11:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:26:33.65 ID:ToFZjpJj0
   
 男「タスケル」  
  
 唯の顔から見る見るうちに血の気が引いていく。  
  
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