過去ログ - 勇者「俺の目的は魔王討伐じゃない」
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1: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:36:38.72 ID:Ip9gb3730
メモ帳に書き溜めたので一気に投下します。
全25レス位で終わる予定。

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2: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:37:10.63 ID:Ip9gb3730
>全国より強豪が集い、一週間に渡って繰り広げられた「勇者決定トーナメント」――その優勝者が、今日決定した。

王「そなたを今日より、勇者と認定しよう――」

>勇者と認定された者は国により、魔王討伐の旅の支援を受けられるようになる。
以下略



3: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:37:40.59 ID:Ip9gb3730
勇者「で…何の用だ?」

狩人「実はさ、あんたの旅に同行したくて」

勇者「断る」スタスタ
以下略



4: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:38:11.41 ID:Ip9gb3730
夜 =宿屋=

勇者(全員寝静まってから抜け出そうと思ったが…)

呪術師「ウ、ウフフフフフ」
以下略



5: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:38:39.14 ID:Ip9gb3730




勇者「ハァハァ先に突っ走った2人は…」
以下略



6: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:39:08.90 ID:Ip9gb3730
翌日

戦士「勇者さん、朝だよ!爽やかな太陽だ!まるで俺たちを祝福してくれているようだね!」

勇者「うるせーよ…」(あー眠ぃ)
以下略



7: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:39:47.86 ID:Ip9gb3730
狩人「わあ。戦士がやられたねぇ」

呪術師「雑魚が」ケッ

勇者「そんなことはどうでもいい」ダッ
以下略



8: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:40:15.18 ID:Ip9gb3730
村人達「勇者様ありがとうございます!」「流石勇者様だ!」「勇者様万歳!」ワーワー

戦士「勇者さんはな…勇者さんは、その笑顔が見たかったんだよ!その為に魔物の群れに突っ込んでいったんだ、そういう人なんだよ勇者さんは!」

村人達「キャアアァ、勇者様素敵いいぃぃぃ」キャーキャー
以下略



9: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:40:43.15 ID:Ip9gb3730
幼馴染「うふふ〜、勇者を追って来ちゃった♪なーんて言ったら、嬉しい?」

勇者「バカか!家を抜け出してきたのか…帰れ、危ないだろ!」

幼馴染「じゃあ、送ってくれる?」
以下略



10: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:41:12.95 ID:Ip9gb3730
=西の化物の拠点=

呪術師「ハァハァ…勇者様ハァハァもうだめェん…」

狩人「やーられちったー」
以下略



11: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:41:44.27 ID:Ip9gb3730
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
?「どうした騎士(ナイト)くん…こんなものか?」

勇者「グッ…ハァ、ハァ…」ボタボタ

以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:42:31.31 ID:Ip9gb3730



刺客「勇者、覚悟ッ!」

以下略



13: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:43:06.51 ID:Ip9gb3730
>そんでもって

東の化物「グアアアァァ」バタッ

勇者「ふー」
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:43:40.18 ID:Ip9gb3730
真勇者「君は行く先々で顔を知られているからプライバシーも何もないな。君の居場所に追いつくのに時間はいらなかった」

勇者「あぁ…「公認勇者」だからな」

真勇者「魔物にも居場所がバレバレとはな…気が休まらないだろう」
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:44:06.38 ID:Ip9gb3730
幼馴染は魔王の娘でありながら、素性を隠して人間の村によく遊びに来た。その、幼馴染がよく来る村にいたのが俺だ。同年代の奴らから浮き気味だった俺は、何故か幼馴染とは馬が合い、よく遊ぶ仲となった。
そしてある日、幼馴染は俺だけにと打ち明けたんだ――自分が魔王の娘だと。

勇者「あいつは父親と違って、人間に悪意なんざ持っちゃいない。なのにお前は、あいつを殺そうとした」

以下略



16: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:44:32.87 ID:Ip9gb3730



勇者「ぐっ…」ボタボタ

以下略



17: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:44:59.00 ID:Ip9gb3730
真勇者「仲間か…彼が影武者だとも知らずに着いてきたんだろう。全く、哀れな人たちだ」

勇者「まるで俺が騙したみたいじゃねーか!」

呪術師「影武者ぁ…?何言ってやがんだ、このスカシが」ペッ
以下略



18: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:45:25.44 ID:Ip9gb3730
勇者「俺は、名声なんぞクソも欲しくねええぇっ!!」ズバァッ

真勇者「うぐ!?」

勇者「勇者の座ァ?くれてやる、そんなもの!!勝手に世界救ってろやああぁぁっ!!」ズビシィッ
以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:46:05.76 ID:Ip9gb3730
狩人「あ、こいつ宝玉持ってら。よし、宝玉が揃ったぞ〜い」

勇者「…待て。お前達南の宝玉を手に入れたのか?」

呪術師「こ、これを見て勇者様ぁ…そして褒めてぇん…」ニヤニヤ
以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:46:56.72 ID:Ip9gb3730
これで俺は国王殺しの重罪人だ。ここから逃げても、今度は追われる身となる。
だが、それもいいかもしれない。俺は初めから真勇者を殺す為、魔王の娘を守る為勇者となった、背徳者なのだから。

勇者「俺を捕らえるならかかってこい。相手してや…」

以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:47:35.04 ID:Ip9gb3730
=夜=

幼馴染「こんばんは、勇者様っ♪凄いじゃないの、もうすっかり英雄様になっちゃって〜」

>夜風に当たっていた所にふっと現れた幼馴染は、おどけたように勇者に声をかけた。
以下略



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