過去ログ - 【安価&コンマ】新たな魔法使いが生まれた【仮面ライダーウィザード】
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413: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/20(水) 01:36:13.06 ID:RPEs9wJc0
1です。
本日は此処まで。


≫410さん
以下略



414: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/21(木) 00:30:31.10 ID:rnlmpybo0
「――――」
「あ……はぁっ」

テントのファスナーを開き、起こしても、先峰の反応は無い。 恐らくは徹夜したのだろう。
持参した仕事道具を手に、此方からは背を向けて、魔宝石を指輪へとする作業を行っている。
以下略



415: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/23(土) 01:14:15.75 ID:0qIRHOKr0
テントからひょこっと顔を出し、あるがままの欲望を叫ぶ先峰に守屋は微笑する。
当初は戸惑ったものだが、今では多少手のかかる娘の様に思えてきて、幾分か余裕を持って対応できている。
――さて、最愛の娘を"多少"甘やかしている自覚はある守屋だが、食事の前のマナーはキッチリと行わなければならない。
其れが普段からの健康に繋がるし、何より守屋自身が、見逃せない。
テントからは少し距離が離れている為、軽く息を吸う――ちゃんと伝えるために、守屋は声を張る。
以下略



416: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/24(日) 23:14:39.20 ID:XU0jtD4M0
「くっ、くふふふふっ、あはははははははっ!」
「先峰さんっ! 冗談にしては酷すぎやしませんか!?」
「あははっ、ご、ごめんなさい。でも、普通信じないわよあんな冗談、よっぽど人が良い証拠かしらね? にしても色々と言われて来たの――」
「――――っ」
「身支度整えて来ま〜す」
以下略



417:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/25(月) 01:50:29.14 ID:jV/XlVXLo
ほむほむ


418: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/26(火) 00:12:46.36 ID:HTLkgMCt0
「ん〜、美味しかった。 今日も合格点よ、守屋さん」
「ははっ、ありがとうございます。 其れでは色々と片づけますので、先峰さんはご自分の荷物を纏めてください」
「は〜い」

食事をはじめてから十数分、サンドウィッチを食べ終えた二人は其々の荷物の支度を始めた。
以下略



419:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/26(火) 21:22:26.38 ID:Tef5rQDSO
二人とも思ったより仲良しでほんわかする


420: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/28(木) 00:09:17.17 ID:IrwzK68k0
「――ふぅっ」

テントの片づけを終え、リュックからホルダー付の警棒を取りだし、ベルトの左脇に差し込む。
SSLに入社して初めての任務で先輩から渡された丈夫かつ軽い、特別製だ。 
――"当たり所及びタイミングが悪ければ、死んじゃうかも!" なんて言われて渡された品物だけれども、
以下略



421: ◆aGwfZTc7eA[sage]
2014/08/29(金) 00:52:39.96 ID:lKgro4V70
「――――っ」
「――――ふぅっ」

出発してから十数分、守屋達はペースを緩めつつ、歩いていた。 歩けど歩けど、人の姿どころか、小鳥一羽の姿すら見つからないが。
守屋は一度止まる合図を後ろを歩く先峰に出し、一端歩みを止め、急に辺りを見回し始めた。
以下略



422: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/08/31(日) 00:37:24.79 ID:SaO/9avR0
空いている左手で頭部をボリボリと掻く巨大な怪物、何処か幼さを感じさせる怪物だが、守屋は決して気を抜けない。
逃げやすい様に×状に担いだ二つのクーラーボックスを下し、あの破壊力のある"光玉"を警戒しつつ、先峰と共に後ずさる。
何時でも先峰を庇える様に。 チラリと先峰に視線をやれば……眼が合い、頷かれた。 背中からくすぐったさを感じる。
指で文字を書かれている……ひらがなだ【し・ん・じ・て・る】と、間違いが無ければ、こう書かれた。

以下略



423: ◆aGwfZTc7eA[saga sage]
2014/08/31(日) 23:35:25.58 ID:SaO/9avR0
明確に安全が確保出来たとは言えぬ為、疑念が晴れぬ守屋。自然と、走る速度も落ちていく――そんな中、ふと、先峰は上を見上げた。
見れば……灰色の"石"の様な物が三つ、直線状に飛び越え、先峰達の進路上の先に"落ちた"。
先峰は、その石の様な物が気になり、つい、懸命に動かしてきた足にブレーキを掛けてしまう。 先峰の様子を察して、
守屋も走る速度を緩め、その場で足を止める。 二人は、荒れる呼吸を整える。

以下略



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