過去ログ - まどか「対創の」ほむら「物語」
1- 20
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:55:00.16 ID:ICDu1SOY0
必要はない筈だった。だが、ほむらは夕暮れの街を歩いていた。
何時の間に外に出ていたのだろうか、ほむらは自分でもわからなかった。
なぜ外に出たのだろうか、それもほむらにはわからなかった。
少しでも人間らしい振舞いがしたかったのか。

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:56:35.37 ID:ICDu1SOY0
どれだけ歩いたのだろうか、ほむらは足を止める。

遠くから太鼓を叩く音と笛の音が聞こえてきた。


以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:57:25.00 ID:ICDu1SOY0
ほむら(私は何をしているのかしら…)


祭りの音に誘われ、無意識に歩を進めたものの祭りを楽しむ気持ちは欠片も無かった。

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:58:31.25 ID:ICDu1SOY0
まどかが世界を改変した後の世界、そこで鹿目家とほむらは親交があった。
初めて会った時、タツヤは川沿いの土手の地面にお絵かきをしていた。

まどかを描いていた。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/06(土) 23:59:18.30 ID:ICDu1SOY0

そして今、初めて出会った時の姿にそっくりな鹿目タツヤはそこにいた。

悪魔ではなかった頃の記憶が刺激され、何も考えられなくなっていた。
ほむらは泣いているタツヤに近寄る。
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/07(日) 00:01:00.21 ID:6hfXf6Fl0
下を向き、手で涙を拭いながらタツヤは答える。


ほむら「大丈夫よ。すぐに見つかるわ」

以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/07(日) 00:01:47.74 ID:6hfXf6Fl0
ほむら「…っ!」


頭を鈍器で殴られた様な、心臓を握られた様な感覚を覚えた。

以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/07(日) 00:03:04.35 ID:6hfXf6Fl0
ほむら「…ごめんねタツヤ君。手間をかけさせてしまって」

タツヤ「んーん!大丈夫!」


以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/07(日) 00:03:56.63 ID:6hfXf6Fl0
ほむら「お祭り楽しかった?」

タツヤ「うん!わたがしおいしかった!」

ほむら「ふふっ、それはよかったわね」
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/07(日) 00:05:22.72 ID:6hfXf6Fl0
タツヤ「あっ!パパ!ママ!」


握っていた手がスルリと滑り抜けていく。タツヤは一目散に駆け出していった。

以下略



364Res/188.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice