過去ログ - 「長門有希」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 18:08:01.86 ID:RnBvvHTn0
「あのなぁ……」

俺は呆れかえりながら改めて女生徒を見る。

どこから見ても非のうちどころのないポニーテール、この上なく整った目鼻立ち、意志の強そうな大きくて黒い目を異常に長いまつげが縁取り、薄桃色の唇を固く引き結んだ女。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/26(水) 18:08:39.61 ID:RnBvvHTn0
「有希、本当なの!?嘘だったらタダじゃおかないわよ!」

少女は苛立ちながら長門に詰め寄る。

「彼が言っていることに偽りはない」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/26(水) 20:08:40.38 ID:RnBvvHTn0
「なんなんですかー?」

どう見ても無理矢理連れてこられたと思しきその人物は気の毒なことに半泣き状態だ。

「ここどこですか、なんでわたし連れてこられたんですか、何で----」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 20:09:14.52 ID:RnBvvHTn0
名状しがたき気詰まりな沈黙が部屋を支配した。

「それよりもお前----」
「うるさい」

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 20:10:03.46 ID:RnBvvHTn0
「みくるちゃん、あなた他に何かクラブ活動してる?」

「あの……書道部に……」

「じゃあ、そこ辞めて。我が部の活動の邪魔だから」
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 20:11:45.17 ID:RnBvvHTn0
>>30のハルヒはミスです。少女とでも読み替えておいてください。

「おい、部室----」
「シャラップ!」

以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/11/26(水) 21:03:50.18 ID:RnBvvHTn0
とりあえず長門に謝ることにした。

「すまん!言いだせずに押し切られてしまった」

長門は無関心な風に、
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 21:04:29.23 ID:RnBvvHTn0
「あのー……」

ガックリとうなだれた朝比奈さんが声をかけてきた。

「お二人もSOS団なのですか?」
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 21:05:23.13 ID:RnBvvHTn0
「あ、あのですね………」

俺が言い訳を考えていると後方から声がした。

「胸」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 21:05:50.79 ID:RnBvvHTn0
振り返ると、朝比奈さんがさっきよりも心なし距離を取っており、

「ふつつか者ですが、よろしくお願いします」

そう言って小さくお辞儀をするとそそくさと出て行った。
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/11/26(水) 21:17:37.88 ID:RnBvvHTn0
部室の防衛に失敗してから数日が経った。

朝のHR前。長門が声をかけてきた。

「本読んだ?」
以下略



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